【保育フォト】え゛え~ どこいったの?
体調をくずして 昨日はお休みをしていた 一人の 0歳児クラスの子。
いつものようにクラスに入っていくと、部屋の一番奥の隅っこに
なんだか見慣れないものが。
ポッカリと口を開けた 大きな穴のよう。
「なんだ あれは?」と警戒し、遠くから様子をうかがうことに。
すると友だちが一人、その穴を のぞきこみます。
と思ったら、頭を突っ込み始めたではありませんか!
「えぇ~、そんなことして大丈夫?」と 心配になって、
近くにいた担任を振り返ると、いつものニコニコ顔。他の 4人の担任も。「なんで~? 心配じゃないの?」とあたふた。
再び友だちに目をやると、なんと 穴に吸い込まれるように、
どんどん身体が隠れていくではありませんか。
そしてついには、姿が見えなくなってしまいました。
「え゛え“~!!」と両眼を見開き、口もあんぐり。
そのうえ 穴の口を塞ぐように 扉が閉まってしまい、もはやパニック!
「友だちが いなくなっちゃったよ!」と再び担任を振り返りますが、
それでもやっぱり ニコニコ顔。
「なんで? 助けてあげないの?」と、その恐ろしいものと担任を 交互に
何度もなんども見返していると…
やがて扉が開き、中から友だちが 笑顔で出てきたではありませんか。
「あ゛~! もう!! どこ行ってたの!?」と 少々憤りながらも
安堵の面持ちに。
実は “怖ろしいもの”の正体は、昨日 担任が設置した、段ボール箱の個室。
0歳児クラスの子の子だって、一人になりたい時があるんです。
だって集団は 疲れるから。9人もいますから。
だから どの子も、自ら箱に入って扉を閉め、一人の世界に没入。
一人になれるスペースがあると、心が整うみたい。
トラブルも減り、なんだか落ちつく子どもたち。
やがて彼女も 友だちを真似て、試してみちゃうんだろうな~。
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