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【保育フォト】もうそれ 私 卒業しました
![](https://assets.st-note.com/img/1733000960-nbAYdHUkc0htBZORq3MTX5Pu.png?width=1200)
歩くのが上手になってきた 9人の 0歳児クラスの子どもたち。
「私、上手に歩けるようになったんだから!」と担任に目線を送り、
「つかまらないから 追いかけてみてよ!」」と誘いかけます。
「まてまて~」と追いかけると、「きゃははは~」と笑い声をあげながら、
“まてまて~あそび”を 何度もなんども くり返し楽しみます。
そんな或る日、たまたま 後ろを歩いていた友だちに気づき、
「えっ! まてまて~ してくれるの?」と。
喜んで逃げ始めたものの… 追いかけてはくれず。
「なんで~?」と その子に近づいていくと、逆に その子を追う形に。
すると その子も、「まてまて~ してくれるの?」と 逃げ出します。
「あれ 逃げちゃうの?」と、
なんだか訳が分からなくなり 動きが止まります。
立ち止まる友だちの姿を見て、逃げ出した子も同じように、
「えっ 追いかけてくれないの?」と立ち止まり、
二人とも頭の中は ?でいっぱいに。
そんな “お互いに 勘違い”なんて姿も。
数週間後。担任の前をスタスタと通り過ぎる子に、
「まてまて~ がしたいんでしょう」と後を追い始めた担任。
ところが、チラッと振り返って 担任の姿を確認したものの、
「えっ 何してるの? 私もう それいいの」と完全スルー。
替わりに、ボールを投げては 追いかけてゲットすることや、
目標物を決めて駆け寄り、タッチをしては
担任の腕の中に飛び込むことを楽しむように。
「もう いっかい」と 何度もくり返し。
まるで「私もう、まてまて~ は卒業したの」
と言わんばかり。
一つのあそびを存分に楽しむと、
突然 別のあそびを楽しみだす子どもたち。
その変化・成長に置いてきぼりをくらう 5人の担任。
残念なような 悔しいような… でも 嬉しい!!