【保育フォト】楽しさは 分かち合いたいから
制作が大好きな 23人の年少組さんたち。
そこで 三人の担任が、
「冬のお楽しみ会で お店屋さんを開いて、
作った物を買ってもらうのは どう?」と提案すると、
「やりた~い!」と即答。
さっそく 商品を作りだす子どもたち。
お花を作っては、2~3本をコーヒーフィルターにさして花束に。
折り紙で作った手裏剣を ラップの芯に貼りつけて、ブレスレッドに。
折り紙でウサギを折っている子は、
「ウサギは、男の子も女の子も 好きでしょ」と。
ちゃ~んと、買い物をする人の 好みも考えて作っています。
びっくり!
その後も、
「昨日の続きがやりた~い」と 黙々と作り続ける子どもたち。
友だちが作っている物を見て、
「今日は あれが作りたい!」と言う子には、
作り慣れている「友だちに教えてもらって」と言う担任。
そう伝えることで、子ども同士でレクチャーし合う姿が。
大人は 必要な材料を用意する以外、出番がありません。
そんななか、ぬり絵で お花作りに初挑戦する子が。
でもいままで、描画やぬり絵には ほとんど興味を示さず、
経験値は ほぼゼロ。
一生懸命に塗ったものの、筆圧が弱く、
「全然 お花に見えない」と悔し泣き。
それでも 12個も塗りあげ、
「ママに見せたい、持って帰る!」と。
そりゃ~ そうだよね。
その後も 品物作りを楽しみ続ける子どもたち。
クラス内で “プレお店屋さんごっこ”を楽しみ、
本番前日、商品の数を確かめると 183個も。
さらに、小さい子が迷子にならないように、
「出入り口の マークを貼りたい」なんていう配慮も。
もちろん当日も 丁寧な接客で、
買ってもらえることを 楽しんじゃいました。
“やりたいこと”を楽しみ続けると、
その楽しさを 誰もかれも、
みぃ~んなに 受け取ってもらいたくなるんですね。