【保育フォト】膝の上に 座っていた人~
11月も後半。保育参加 最終日の 5歳児クラス。
朝の会では、保育参加してくれている お父さんの膝に座ります。
何も言わずに、進行する担任二人。
自分の席に座るように と声をかける父母。
ところが「いいんだよ~ 特別だから」と諭す クラスの友だち。
さらに、23人のクラスの友だちに向かって、
「保育参加のとき、お父さんやお母さんの膝の上に座ってた人~」と。
すると、「は~い」と ほとんどの子が手を挙げます。
おかげで 本人はもちろんのこと、父も母も 安心して膝の上へ。
この カッコ悪さが 素敵!!
いつでも 年長児クラスとして、カッコイイ振る舞いをしてくれます。
それでも まだ、たった 6歳。
甘えられる時に、甘えられる人に、た~っぷり甘えなければ、
“カッコつける力”なんて 湧き出てきません。
そのことを 臆面もなく、ボクもだよ! ワタシだって! と言える姿に、
なんだか 涙がでてきそう!
保育参加の日は、参加してもらっている子が やりたいことをする日。
彼女の希望は「近くの公園で 氷鬼」とのこと。
11時からはプール。
毎日の活動である “発表広場”は はずせない。となると 時間割は…
司会が「発表広場は10分で!」と決断すると、
「じゃぁ 全部10分ずつだな」という声に、誰もが納得。
きっと、プールの時間は、園の事情で決められていること。
なので、それを曲げることはできないし、プールには入りたい。
いつもの “発表広場”は、いつもどおりに やりたい。
保育参加の日の友だちの “やりたいこと”は、絶対にやる。
全てを叶えるためにはと、11時から逆算し、残り時間を分割すると、
「全部 10分ずつ」という 結論に至ったのでしょう。
「どんだけ~!」の計算力。
甘えとのギャップが たまらない!
“カッコ良さ”も “カッコ悪さ”も、どちらも抱きとめていきたいな。