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注文の多い料理店。2020.12.05

日本の誇る文豪『宮沢賢治』の作品名です。

タイトルだけなら、耳にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

簡単にあらすじをお話します。


山奥で狩りを楽しんでいた二人の狩人が『山猫軒』という食堂に迷い込みます。

そこで、客であるはずの二人が、何故か次々と店から注文をされるのです。

「クリームを顔や手足に塗ってください」
「頭に香水をかけてください」
「体に塩を揉みこんでください」

いつの間にか二人の男たちは、店主にとっての最高級の料理となるための下ごしらえを、自分自身に施していたのです。

店主の山猫のほくそ笑む顔が目に浮かびます。

アイコン制作を依頼する時には、ぜひあなたにもこの『山猫店主』のようになっていただきたいのです。

簡単です。
相手にどんな風に行動してほしいのかを

①短く
②分かりやすく
③読み返しやすく

お願いしていけばいいのです。

では、実際にKOUが依頼をした際のやりとりをお見せします。

スタートは、絵師さんから送られてきたヒアリングテンプレートに沿って、自分の要望を伝えました。

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水色の吹き出しがKOU。
白い吹き出しが絵師さんです。

しかし、このやりとりだけでは、全く絵師さんにこちらの意図が伝わっていません。

ですので、KOUはさらに注文をしました。

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さらに、Twitter運用をする上で欠かせないのが、ヘッダーとの一貫性。

ヘッダーは別の方に制作依頼をしていたため、先に完成していたヘッダーを添付して注文を重ねます。

また、自分らしさをプラスするために、KOUが愛用しているイヤリングも描き足してもらいました。

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ここまで注文していると、絵師さんから「うるさい客だな」と思われそう、と心配になる方もいると思います。

ですが、それは大間違いです。

どんなものを完成させてほしいのか明確に無いお客さんには
どれだけ高い技術をもっている方でも、それに応えることができないのです。

しかも、完成してから「このアイコンのこれを直してほしい!」と言う方が、その作品を仕上げた絵師さんの時間二重に奪ってしまうことになるので、失礼極まりないですよね。

だからこそ、自分がどんなものを作ってほしいのか、事前に気持ちの下ごしらえをしておくことが大切なんです。

イラスト制作依頼の前には、次の3点を考えてください。
①見た人にどんなイメージをもたせたいのか
例:優しそう、頼りになりそう

②そのイメージにはどんな色が相応しいのか
※色彩心理学を取り入れるとより効果的です。

③他の人には無い、自分だけの売りとなる物は何か
例:道具、ポーズ、見た目の特徴など

これらを決めておくだけで、依頼の仕方も変わりますし、絵師さんも作業しやすくなります。

山猫店主は
「こういう下味をつければ美味しく食べられる」という自分の理想を、明確にもっていたから、自分の手を煩わせることは一つもしなくて済んだんですよね。

ぜひあなたも注文上手になって、最高級のアイコンを仕上げてもらってください!

今日も一日お疲れ様でした。

KOU


【最後まで読んでくれたあなたへ】

KOUの過去のアイコンイラストを見せちゃいます。笑

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技術不足で、自分の良さが引き出せていないんですよね、あちゃ~…。

ではまた!謝謝~!

KOU


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