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書体がもつ性質

書体とは、字体に特徴と独自の様式を備えた字形として表現されたもの。形態の差異によって様々な書体に分類されます。その中でも” 活字 ”は印刷を前提にデザインされた書体となります。

書体は性質によって、主に「明朝体」、「ゴシック体」、「筆文字書体」、「デザイン書体」の4つに分類されます。

▶︎「 明朝体 」 は主に新聞や小説、論文のような長文に用いられることが多いです。下記の比較図のように、ゴシック体には文字の太さがあり、紙面を黒々させしまいます。よって、可読性の低下が懸念されます。

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▶︎「 ゴシック体 」は文字に癖がないため、視認性が高い性質があります。そのため、解像度の低いデバイス(パソコン/携帯)の画面やスクリーンに多く用いられます。また、読み手に集中を促す効果も。

▶︎「 筆文字書体/デザイン書体 」は、目を引きつける書体です。この性質を活かし、チラシやポスター、ロゴデザインに多く用いられる傾向があります。様々なシーンに応じて、一味違った固有の雰囲気(=個性)を演出することができ、他との差別化を図る場面でも効果的です。

それぞれの書体には、適した用途が存在します。デザイナーを目指すなら、用途に応じて書体を使い分けられるようになることが理想です。

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