までとから
まで。
から。
はっとした。
私はずっと、から。に閉じ込められていた。
高校生のときから。大学生のときから。昨年から。
できるようになったことも、できないことも、全部いつからかの延長線上でしか考えることをしていなかった。
特にできないことはじめじめと、あのときからずっと。と考えてしまいがちで、一昨年も昨年も、もう終わろうとしている今年も、まただめだった。そんなふうに考えては心のなかにどんどん負債を溜め込んでいくような心持ちになる。
まで。で考えたほうが良さそう。
から。で考えるとずっと変わらない自分に向き合い続けることが出発点になってしまう。自分の面倒臭さは十分に知っているからこそ、期待しては失望することを繰り返してきたからこそ、過去からの延長線上でものごとを考えると、囚われてしまう。
まで。で考える。
今日までは。
先の見えない延長線の、から。
点を打ってそこまでの線を決める、まで。
私には目に見える点がないとなにごとも難しい。
だからこそ、まで。を決めてみる。
ふとした瞬間に思い浮かんだことのメモ。
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