気になった箇所を飛ばし飛ばし抜粋。
Copilot AI エクスペリエンスの使用条件
適用される条件体系の確認
ふむ、商用の場合は追加条件があるようだ。そして商用データ保護の記事は以下のようだ。後で読もう。
適用範囲の確認
適用範囲を確認することは大切。…スレッドエクスペリエンス?
「人間の創造性を引き足、刺激し、向上させることを目的」というのは面白い言及。
適用される条件が多層になることは多いので、条件の全体像を掴むのは大切。(しかしMicrosoftのサービス規約は膨大で把握が大変すぎる…)
生成物の取り扱いの確認
2.で生成物である「作成物」の定義が登場、テキストのことらしい。先走って作成物の言及がある箇所をみておこう。
作成物は方に従い、良識に従って利用しよう、当たり前。
作成物に対してMicrosoftは権利主張しないらしい。
入力に対して「使用する許可を与える」とはある、ほう?情報処理のための許可であれば納得するが、その後の「公に展示」うんぬんは?「これらに限定されない」ということはあらゆる利用が可能となるが、Microsoftによる好き勝手な使用を制約する条件はあるのだろうか?…この使用条件の中ではなさそうだ…。
生成物に対するMicrosoftの責任を確認
「作成物」といっていないが、「作成された素材」という言及があった。
「Microsoft サービス規約の第 12 項」は責任制限のようだ。Microsoftの賠償責任は「損失または違反が発生した月についてのお客様の本サービスの料金 (または本サービスが無料である場合には 10 米ドル) を上限とする直接損害の範囲」に限定される。
そして作成された素材に起因するトラブルは一切自己責任ということらしい。だが著作権侵害については補償するといっていなかったか?と思って確認してみたら対象は法人だけ?
サードパーティーとの連携については7.に。まあ普通のことが書いてある。
紛争解決方法の確認
9.に米国居住の場合の紛争解決は書いてあるが、その他の地域は記載がない。これはサービス規約の 10.が適用されるのだろう。
面白い言及で、有償の場合は日本MSと契約していることになる。個人データの観点からは、個々のサービスの規約を確認しなければいけないが、この定めが適用されるサービスならば、個人情報保護法の外国にある第三者への提供に該当することをこれで避けているのだろう。
カスタム作成したGPTの取り扱い
作成したカスタムGPTは自己責任というのは上記の作成された素材の取り扱いと同じであるのでわかるが、カスタムGPT自体の権利関係はどうなるのだろうか?
Microsoft プライバシー ステートメント
Microsoftのサービス全般に対する文書なので、Copilotに関する部分の見つけ出しが難しい(固有の言及は無いようだ)。
使用目的の確認
だが、「ユーザーの個人データの利用について」に「対話型エクスペリエンス」とある。
AIに限らず、精度向上に使用すること、学習結果のレビューに人間が使用することがあることが記載されている。
オプトイン・オプトアウトについてはその前後に言及があるが、「拒否できるけどサービス利用できないかもしれないよ」的な言い方。
あとは個別のサービスごとの言及。長大なのでこの辺で・・・。