教える難しさを学ぶ
2021 6月26日、27日 さらくわ 1回目
自然環境リテラシー学第一回 Dチーム
久しぶりにカヤックに乗る時がやってきました。いつもの用意を準備しつつワクワクしながらその日を待ちました。しかしそこでこれまでと違うことがありました。それは1年生がいるということです。自分たちが教える、サポートする側である、リーダー、インストラクターであり、引率などの役割を考え、自分勝手に行動してはならないということを忘れてしまい、集合場所である駅とは別の駅から合流してしまいました。これは引率としてはよくない行動であり、集合場所で人数の確認などをするべきだとわかりました。反省。
その後の移動では電車からバスに乗り換えるのですがここでも問題発生。なんとこれまで使っていた地下通路が封鎖されてる!焦りました。別の道があったのでそちらを使い無事バスに乗れました。落ち着いた相方に感謝。
その後無事目的地に到着!予報が外れて雨もなくいいカヤック日和になっていました。そのため予定を変更して、最初に行う予定だった講義を午後に変更して必要最低限の話を受けてから早くカヤックをこぐことになりました!そのためにまずは基本的なカヤックの知識についてリーダーで教えることになりました。以前に練習をしていたのでそんなにもたつくことはありませんでしたが、全員に教えることの難しさを改めて感じることになりました。今回は、ほかの方が担当していましたが、個人個人に細かく指導するには、時間が足りないために全員がきちんとできているかを確認することができなかったことが今回の反省点となりました。
そして昼ご飯を済ませてから午前に教えきれなかったところを教えて、いよいよ出艇の時間となりました!
あいにく晴れではありませんでしたが、初めて行うにはうってつけの気候の中行うことができました。しかし、そこで問題が発生しました。メンバーのうち1人が転覆してしまったのです。カヤックは特に安定するまでの乗る時・降りる時が特に落ちやすいため、サポートに入れる状態だったので事なきを得ました。しかし、サングラスを海底に落としてしまったため捜索することになりました。浅かったのですぐに見つかったのですが、底にはガンガぜがいました。この生き物は毒を持つため危険です。なので慎重に拾いました。この後は比較的穏やかな海域で動きの練習を行いました。特に前進後進は入念に行いました。その後は2グループに分けて、目的地まで向かいました。基本的に中心にメンバーを入れリーダーなどで回りを固める形で移動しました。この際私は最後列を担っていたのですが、前後によって速度の差が出てしまうために間延びしてしまうということが浮き彫りになりました。
これは筋力などにより仕方のない部分もありますがどうすればその差が是正できるかは考えなければならないと感じました。なぜなら今回は比較的近い距離でかつ穏やかだったので分断などされることはありませんでしたが、これから外洋を動く際に間延びするということは遭難などの危険を含み始めるため危険だからです。
またその他の危険として船の通行というものがありました。私たちは多くは通りませんでしたが、その場所は釣り場があるために船の往来がある部分があります。なのでそこを素早く移動し、船が来た際にも素早く対処することが求められるため、時間などの管理が重要となると感じ、また船が来たときの対処も往来の少ない時間に練習できてよかったです。
また波が出てきた際に1人落ちてしまいました。すぐさま救助しようと駆け付けましたが、そのあとの動きがいまだ数回の練習のみであったために手ばやく行うことができずに落ちた人を長く水にとどめてしまったことを反省しています。やはり実践で動くことは別物であると実感しました。どうやって指示をするかということや救助される側を経験するということが重要だと強く感じました。なので次回もしこのような場面に出会ったらより素早く救助して低体温症などになる確率を減らせるようにしたいです。そして目的地の浜では休憩後、コンパスの使い方についてザックリと説明が行われました。
そして戻ります。同じくグループに分かれて移動開始です
行きと同じですが、少し違うのは途中から自分が先頭であったことが1つあります。先頭に立つと自分の速度が速くないかなど色々考えて心配になってきます。ですが、後半に関しては船が通った以外で何も問題なく帰ってこれました。よかったです。雨も降らずとても気持ちよく漕ぐことができました。
そのまま片付け、テント設営と移行することになりました。初めての人もいる中で全員のテントが無事に立ってよかったです。
その後今日のレクチャーで、このリテラシーにおいて記録することの重要性をまなぶことになりました。
しかし、自分は夜ご飯の際に、不注意でやけどをしてしまったために次の日に参加できなくてとても残念になってしまいました。皆さんも火の扱いには注意して下さいね。しかし1日目で漕ぐことができたので満足でした。
今回は最後尾にいたときに1年生などの知らない人たちと話をして少しでも仲良くなれたと思うのでそれはよかったなと思います。次回はもう少し上手に教えられるようになっておきたいです。
次回も楽しみです。