カモニン落語会
落語会をやろうと切り出したのは、浜さんでした。
ところで昨日、朝支度をしながら流していたNHKのニュースで、山田太一さんの特集をしていたのですが、その中で「やっぱり人間は大半は過去の産物ですよね。」と、かつての山田さんが語られていたところで、意識がそのニュースへと向きました。
このnoteを書いていて、物事を説明しようと思うと、過去が沸き立ってきて、先へ進まないと感じています。それを一言で言い切ったら、
落語会が始まったのは、過去からのプレゼント。
時はコロナ禍。浜さんから、こんな呼びかけがありました。
若手の噺家（落語家）は少しでも多くの場で会をすることが大事だと思うのに、それが閉ざされてしまった。それに、濱田パパ（私の父）が亡くなったのは残念だが、このまま車椅子のママとハジメちゃんとふたりきりの生活で良いの? だから、今、落語会を始めようよ!
と。
一方、私は私で、この世話好きの浜さんが、このコロナ禍にその対象を失ったあと、どんなふうに変貌してしまうのだろうかを想像すると、何やら恐ろしくなり、何となく、何か、やっていた方が良い気がしてきました。それに、幸い私は世話好きではないのでキャラが被らず、良い相性でした。
こうして「カモニン落語会」が誕生。
ここに、もう一人、違う視点での気配りに長けるmakiさんが、落語会を手伝いたいと言って下さったので、バランス良くコンビが結成。これが今日まで継続しています。
ここから噺家さんから噺家さんへバトンを渡して頂くスタイルで継続していきました。
第1回立川志ららさん、第2回笑福亭瓶二さん、第3回柳家小太郎（現在、㐂三郎）さん、第4回立川寸志さん、第5回雷門音助さん、第6回瀧川鯉丸さん。ここで一度、ギャラリーの思い出をたどってバトンが第7回立川こはる（現在、小春志）さん、第8回立川志の太郎さん、第9回春風亭昇羊さん、第11回昔昔亭喜太郎さん、第12回入船亭遊京さん、第13回古今亭始さん、第14回桂紋四郎さん、第15回桂九ノ一さん、第16回桂源太さん、第17回三遊亭歌彦さん、第18回立川幸朝さん、第19回春風亭弁橋さん、第20回桂伸べえさん、第21回瀧川鯉白さん、第22回昔昔亭昇さん、第23回林家きよ彦さん。
ここから派生して、噺家さんが主催となってギャラリーを使ってくださる会も生まれました。（助かる!!）
コロナ禍が明けると、噺家さんは寄席や他所での会も始まり、多忙になってくるでしょうし、ギャラリーを狭いと感じて、もっと大きな会にもチャレンジしたくなるでしょうから、このカモニン落語会やギャラリーでの会も変容していくのでしょうが、一期一会を楽しみたいと思っています。
※そうそう、主催ではありませんが、以下のような会の協力でも、弊社、工企画を載せてくださって、とても有り難く思っています。
続く。
お次は「落語で落ち着くと思いきや、いきなりスウェーデンに飛ぶ」です。
今後のギャラリースケジュール
5月10 日（金）
開場 18:00 開演 18:30
カモニン落語会スペシャル 九ノ一の高円寺ツアー
ゲスト：桂九ノ一
木戸2500円（参加自由の打上げあり＋1000円）
電話 03-3313-5065 /メールinfo@ga-kou.com(工企画)
世話人: 浜美雪、濱田始 後援：高円寺演芸まつり実行委員会
5 月 15 日 ( 水 )
開場 18:00 開演 18:30
ひつじの古本まつり
柳家花いち、春風亭昇羊（主催）、春風亭昇市
予約 2000 当日 2300
電話 03-3313-5065 /メールinfo@ga-kou.com(工企画)
5月25日（土）～６月１日（土）
11時～19時（最終日は17時終了）
satouの傘とFine Little Dayのポスター展
入場無料、作品を販売いたします。
協力 Triangle &Co.
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