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画像生成AI 「蝶の人」茅ヶ崎海岸と三国志と小野小町 やはり普通と違うなあ

 いつだったか「蝶の人」が仕事で湘南あたりにきたとき仕事終わりに会えることになった。こっちも仕事おわって夕方のころ。茅ヶ崎あたりならちょうどいいかという話で茅ヶ崎駅で待っていた。夏の暑い日の夕方。海岸でも散歩すれば少しは海風が涼しいかもと単純な考えで茅ヶ崎散歩しちゃおうということになっただけのこと。
 「蝶の人」少し遅刻でなんとか会えた。駅から海岸まで歩いても15分くらい。そこは健脚の彼女、歩くのは速い。夕暮れの海岸を海沿いに少し歩いてみた。海風が気持ちよかったかどうかは覚えていない。きっと一緒に歩けるだけでうれしかったのかも。


夕焼けの海岸


風が涼しい


暗くなりはじめたので、海岸から駅にもどる途中、高砂緑地というのがあって、公園になっている。さらに美術館もあって、そこの玄関あたりに座ってお話タイム。


誰もいない公園

 少し前にメールか何かで「三国志」が話題になり「蒼天航路」という漫画をおすすめしていた。漫画であるけど人物描写とかとてもすぐれているのと、観点が他の三国志と違うところもあったので自分的にはおすすめだった。 少し読んだということなので感想聞いたんだけどね。いい本教えてくれてありがとうと言ってくれると思ってたら違った。 「蒼天航路」読んだ人なら知ってるけど、曹操が女性を愛でるシーンはそこそこある。とはいえ漫画だし、そこが話の焦点になってるわけでもない。でも「蝶の人」曰く「あんな場面が多いので、恥ずかしくて読めなかった。」というのです。 彼女別に女子中学生でも女子高生でもない。立派な大人の女性なんだけど、どうも恥ずかしいらしい。 別にエロ本じゃないのになぁ。内容はおもしろいのに。と思うのだけど、きっとその本推薦した自分に文句あったのかも。うーむ、イモムシは平気なのに。 しかしなんだか随分と純な気持ちの持ち主だなと感じてしまった。


あの本はちょっとね


 もうひとつの話もおもしろかった。京都とか行ってみたいねみたいな話になったときに小野小町の話がでた。有名な逸話の深草少将の百日通いの話をしたら、「蝶の人」が「その話知ってる。99日目に使いの者を代理にこさせたので男性が信じられなくなったっていう話でしょう。」という。実はその話は京都の小野地方につたわる伝承で、多く知られているのは百日目が大雪で伏見の山越えで深草少将が遭難しちゃう話の方。


小町の話知ってるよ


 何でそっちのマイナーな話で知っているのかなと不思議だった。少なくとも小野地方の方の話知っているなら普通の話も知っていてよさそうだったけどね。
 きっと彼女の感性にあったほうをよく覚えていたのではにないかなと思う。


そろそろ帰ろう


 小町の歌で「思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを」という歌があってとても好きなのだ。この歌を詠むような小町はきっと純な人だったんだろうなと想像できる。なので小野地方に伝わる伝説のほうが本当かもしれないな。「蝶の人」も純なので、きっとこっちの話で覚えたてのかな。
 自分は深草少将は99日目だけじゃなく最初から代理人が通ったのではないかと疑っている。


夢でもいいから


 ところで今は、この歌が、長いこと「蝶の人」と連絡すらとれない自分の気持ちに寄り添ってるなと感じる。夢でいいから出てきてほしいなぁ。覚めなければもっとよい。

 思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ
      夢と知りせば 覚めざらましを

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