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画像生成AI 「蝶の人」えっ!!本当にいいのか 魅惑と困惑のペットボトル
場所が前記事と近いのだが、別の年の秋の日のこと。やはり十一月下旬のこと。「蝶の人」とお互い時間が少し出来たので、散歩することになり前記事にもあった本郷台で待ち合わせた。
何となく、いたち川を散歩しようかと話になった。いたち川は別にイタチがいるわけではない。鎌倉街道の出立地で「いで立つ」と言うのが由来らしい。徒然草の兼好法師も「いかにして たちにし日より ちりのきて 風だに閨を はらはざるらん」と詠んでいて、その由来の看板があったりする。
「蝶の人」もいたちがいると思い込んでしまったと言ってたよ。割と思い込む人だったのか。
駅で待ち合わせたが、風邪ひいたとかで大きなマスクして、コート羽織って、着膨れ気味で来た。
あいにくの曇りで十一月にしては肌寒い日だった。いたち川は散歩用の道もあり野草など眺めながら、虫探しながら歩きます。
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いたち川の近くにある「ふじやま公園」に足を伸ばしたのでした。公園と思っていたら、ちょっとしたハイキング。山道を登り途中で休憩。風邪ひいているのに「蝶の人」大丈夫かなと多少は気つかったのですが元気でした。
「蝶の人」がバッグからペットボトル出してお茶飲んでいました。ちょっと見たことないお茶だったので、「そのお茶なに?」と訊くと、「飲んでみる?はい。」とキャップ開けたまま手渡してきました。
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えっ、えっ。これって間接◯◯じゃないか。しかし、戸惑ってはいけないのだ。平静を装って「ありがと。」と言ってペットボトルもらって一口。「へぇ。おいしいね。」とか言って返すと「蝶の人」別に飲み口拭くわけでもなく普通にキャップ閉めてバッグにしまってた。
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自分は学生時代から体育会系なので回し飲みは普通だった。そういえば「蝶の人」は学生時代は生物部、割とアウトドアなので体育会系気質だって聞いたことあるな。そのノリだったのか。そうは言っても、一応男女だぞ。と思いながら公園から下山した。
魅惑のペットボトルでもあり、困惑のペットボトルでもあった。きっと、いい思い出なんだろう。