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「やる前は怖いけど、実際やってみると大したことかった経験」が、自分の背中を押してくれる

これまでの人生で、やる前は怖かったけど実際やってみると大したことなかったもの。

この記事は今の気持ちをそのまま書いた。

前に進む勇気が出ない時は、これまでの人生の「やる前は怖かったけど、実際やってみると大したことなかったもの」を思い出し、自分自身の背中を押せるようにする。


大学入学(23歳)

私は23歳で初めて大学に入学した。
今でもたぶんそうだけど、これは結構珍しい。

普通は18歳で大学に行くのがいわゆる「現役」で、浪人するのも普通は1浪、2浪くらいまで。

でも、22歳の時に一度はあきらめた大学入学を決意し、1年後に進学したあの判断は、私の人生で最も冴えた判断の一つだった。

私の場合、18歳の時点では将来のことなんて本当に何も考えてなかったから、何となく大学に行っても無為な日々を送る可能性が非常に高かった。

多少なりとも社会を経験し、目的意識を持つための期間が私には必要だった。

日本の入試だけを過剰に重視する風潮、様々な面で社会と個人に損失を生み出してると思うので、早く変わってほしい。

転職(28歳)

今となっては転職は慣れたものだけど、初めの転職は怖かった。

まず上司に退職を申し出るのが怖い。
1週間くらい、タイミングを見計らっては言えない日々が続いた。

やっと言えた時、ほとんどまともに話すことが出来なかった上司と色々な話ができた。
辞めると決まった後は、厳しかった他部署の先輩たちも優しくなり、それが少し寂しかった。

せっかく大学まで行ったのに、新卒の会社を1年で辞めてしまい、やっぱり自分には何か問題があるのかと落ち込んだ。

でもその後転職を繰り返すにつれ、段々と慣れていったし、辞めていく人のことを結局はみんな忘れていくことがわかってきた。

何回目かの転職からは、良い給料や環境を求めるためのステップアップと、自分の中ではあっさり割り切れるようになった。

転職のたびに周りからは心配されるけど、徐々に給料も上がり、やりたい仕事に近づいていくことが出来たので、怖かったけど踏み出して正解だった。

一人海外旅行(34歳)

私はひとりで海外旅行を経験する前に海外転職を決めた。

海外転職の内定をもらった後、「そういえば、一人で海外旅行したことがない。働き始めるまで1か月くらい休みあるし、どこか行くか!」と、手軽に行けそうなハワイ行きの往復チケットを購入。

その後、「せっかく1か月もあるから、ハワイだけじゃなくもっと遠くへ行こう!」と思い直し、ずっと興味のあったガラパゴス諸島とイースター島のチケットも購入。ハワイから日本への復路便約7万円分は捨てることに。

ハワイ→ガラパゴス諸島→イースター島を3週間で回るという、今考えるとかなり無理のあるスケジュール。

でもあの時ガラパゴスとイースター島まで行った時の経験、感動、自信、刺激が、その後の人生を決定的に変えてくれた。

「人は人生の中で移動距離が多いほど幸福感を感じるようになる」という記事をその後の人生で読んだとき、自分自身の経験を顧みて、本当にその通りだなと納得した。


美しく、生物多様性に満ちたガラパゴス諸島。リゾート地でもあり、地球や生物の神秘に触れられる素晴らしい場所。日本から遠いのが難点。


基本的には、ただモアイと自然だけがある島。絶海の孤島で世界を感じ、浸るにはうってつけの場所だ。日本から遠すぎるのが…

海外転職(34歳)

この話はまた今度

起業(?歳)

そして今、起業を考えている。

自分の中では絶対にやりたいし、早くやりたい。
一方、現実との折り合いに今悩んでいる。

具体的には、今の会社員の仕事でもまだやりたいことがあり、毎日後ろ髪を引かれる思いだ。

そして、会社員を辞めると、当然収入はゼロになる。
貯金はある程度できたから、派遣やバイトで生活費を稼ぎながらでもやっていく自信もあるけど、正直言ってまだ怖がっている気持ちもある。

でも会社員を辞めないと、地理的にも時間的にも制約があり、ギアを踏めない。やっぱり辞めないとズルズルと時間を無駄にしそうだ。

また時間をおいて、「やる前は怖いけど、実際やると大したことなかった」自分の経験を振り返り、背中を押してもらうつもり。



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