慶應文学部合格者秘伝受かる自己推薦書の書き方【偏差値40台中高一貫校からの挑戦】
自己推薦書の形式は、各大学、学部によって異なるのでまずは、どのような形式なのか大学のウエブサイトで確認することが必要です。
最新のものは毎年夏後半から秋前半に発表されますが、ほぼ前年のものと変わらないので前年の推薦書フォームを参考に準備を夏休み前から始めましょう。
フォームを確認したらどのくらいの字数を書けばよいのか、どのような内容にするのかまずラフなアイディアを書き出します。
書き出してまず迷ったのが高校の実績として挙げる内容の取捨選択と大学で学びたいことが本当にその大学で学べるのかということでした。また、全国大会レベルの入賞実績も全くなく、ネタ探しも色々やらなければなりませんでした。
高3の夏休みにやったのが次のことです。
慶応文学部推薦入試経験者を探す!
やはり慶応文学部生で推薦入試経験者から話を聞いてみたいと娘がいうので長女の友達で探してみましたが見つからず、、、
ネットで色々調べたところ推薦入試の指導に力を入れている家庭教師派遣会社(家庭教師のカカオ)を見つけました。https://cacao-nyushi.com/
ちょうど慶応文学部でさらに娘の興味がある美学美術史専攻の学生さんが見つかり、面談を経て7月から指導していただくことになりました。
オンライン指導で効率よく指導いただけたのもとても良かったです。
主には、自己推薦書のドラフトとチェックをやっていただきましたが、週1-2回、1時間の指導時間の中で時間に余裕がある場合は、英作文も指導していただいたり、小論文の参考となる本など教えていただいたりしました。
自己推薦書のための情報収集と下書きをする
慶応文学部の自己推薦書は、「高校生活で力を入れたこととその成果」についてと「慶應文学部を第一志望にした理由と大学で何を学び将来どう役立てたいのか」の二つで構成されており、A4の指定の用紙1枚に書きます。
スペースが狭いので小さな字でびっしり書いてもあまりたくさんは書くことができません。
まずは、大学でどのようなことが学べるのか慶応三田キャンパスの情報センターへ行き、文学部のパンフレットを入手しました。
パンフレットの中で興味があることについて家庭教師の先生に質問をして実際どのような授業なのかわかる範囲で教えていただきました。
やはり内情をしる人からの情報に勝るものはありません。慶応はSFCしかオープンキャンパスをやらないので情報をゲットすることが非常に困難です。
また、美学美術史専攻で学芸員の資格が得られることを知り、夏休み学芸員によるギャラリートークがある美術館を探して訪問しました。
コロナでなかなかやっているところが少なかったのですが、小さな美術館で一つやっているところを見つけ、学芸員の方からお仕事についてお話を伺うことができました。
また、絵画の分野で1番好きなロココ美術の絵画が多く収蔵されている名古屋の美術館にも足を運んだりしました。慶應文学部の教授にフランス絵画専門の教授がいらっしゃり親和性があると感じたからです。その教授の著書も目を通しました。
このように集めた材料を整理しながら、夏期講習の合間に1か月をかけて慶応文学部の家庭教師の先生と中身をじっくり詰めました。
高校の担任の先生も自己推薦書の内容に基づいて評価書を作成したいとのことでしたので夏休みの途中で内容を共有して評価書にも反映していただきました。
夏休み直後に自己推薦書の仕上げをする
パソコンで作成も可とのことでしたが家庭教師の先生は手書きで提出されたとのことでしたので手書きで作成することにしました。
家庭教師の先生がみせてくださったご自身の自己推薦書がやはり大変参考になりましたので自己推薦書を書く前に志望大学学部合格者の推薦書を見せてもらうことが重要だなと感じました。
特に異なる要素をうまくつなぎ合わせて大学での学びや将来達成したいことを説得力ある形で書くことが必要です。
夢の実現の可能性は、特に気にしなくても大丈夫です。とにかく首尾一貫した内容ならよいのです。
大学の先生は特に学生が大学で何を学びたいのか、なぜその大学でなければならないのかということを中心に内容をみています。
下書きはタイプして家庭教師の先生とやり取りしていたので実際手書きでどのくらいの大きさの字ならすべての内容が入るのか何度か実際の用紙で試行錯誤しながら完成させました。
合格者の自己推薦書
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