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慶應文学部推薦入試のため準備すべきこと【偏差値40台中高一貫校からの挑戦】

慶應大学文学部の推薦入試を高校1年生になって意識してから娘と心掛けてきたこと、もっとやっておいた方がよかったと思うことを、まとめてみました。これから推薦入試に向けて準備しようと思う方の参考になれば幸いです。

評定平均を上げる

多くの大学が評定平均4.0以上を出願条件にしていることが多いので高校1年から定期試験だけは頑張って成績を上げておきましょう!評定平均が要件になってない大学は倍率が高いことが多いです。
4.3以上がAレベルになるのでできれば4.3以上をめざしましょう。
高3になって推薦入試利用したくても評定平均が足りず出願できないのではもったいです。

英検など英語の資格を取得しておく

大学によりますが英検二級または準一級を出願要件にしている大学が多いです。要件になくても自己推薦書に書けるので取っておくと良いでしょう。
国際系の大学は英検は使えなくてTOEFL やIELTS のスコアがいるところもあるので行きたい大学の学部の推薦入試募集要項に目を通しましょう。

色々なコンテストやボランティアに参加

高校一年生からコンテストやボランティア活動に挑戦しましょう。大きなものだけでなく小さなもので良いので見つけて挑戦しましょう。ボランティアは証明書が出る方が公式に書けるので証明書が出るか確認した方が良いです。
うちは出遅れてこれがあまりできませんでした。コロナ禍もありましたので同じ学年の方はそもそも活動が難しいため差が出なかったかもしれません。
ボランティア証明書についてこちらをご参考にしてください。
高校生向けボランティア証明書 / 全てのボランティア活動の証明書発行可能 | NPO法人JAPANボランティア協会

自分の高校生活の棚卸し

高3になったら高校生活の棚卸し(部活や委員会活動、ボランティア活動など)を始めましょう。推薦入試の出願は9月頃から始まるので高3の夏休みが始まる前までに出来ると良いです。これに基づき夏休み中に自己推薦書を、下書きしておきましょう。

志望大学の推薦入試制度を研究する

高校2年になったら文系理系に分かれ、なんとなく志望大学や学部を考え始めることが可能になります。そのタイミングで自分が興味のある大学の推薦入試制度を調べてみましょう。まずは過去5年間の倍率の推移や出願資格を調べましょう。次に過去問を見てみたり、面接の有無などについて調べましょう。推薦入試は大学や学部によって全く異なります。その内容が自分と特性に合っているのか見極めることが重要です。娘のケースは、面接が苦手で論文は得意だったので面接のない、小論文のみの大学を選びました。また、専願なのか併願可能かにもよって併願校を決めておきましょう。

自分の興味のある職業について調べる

志望理由書には大学で何を学びたいか、それを将来どう活かしたいかという話には具体的な職業も想定できるとより説得力が増します。娘は学芸員のお仕事に興味があり、都内美術館のギャラリートークに参加しました。トーク後に学芸員のかたに話しかけてお仕事の内容など取材させていただきました。その内容も志望理由書に盛り込みました。

オープンキャンパスがあれば行っておこう

気になる大学のオープンキャンパスは行っておくと自己推薦書のネタ集めになります。体験授業があるオープンキャンパスは特にお勧めです。やっていない大学もありますがその場合は、大学のパンフレットやシラバスを入手したりその大学に通っている学校の先輩などから大学の特色を聞いておきましょう。「なぜ他の大学でなくてその大学なのか」その質問に的確に答えられるようにしておきましょう。

推薦入試のメリットデメリット

メリットは、少ない科目で合格できること、早く入試が終わり受験料の節約ができることです。また、試験科目が少ない(英語のみや論文のみ)ので一般入試で手が出ない大学でも合格できる可能性があります。第一志望の大学ならトライすることをお勧めします。
デメリットは、面接や論文対策に時間が取られて一般入試の対策が遅れる可能性があることです。一般入試用の塾に行きつつ論文対策の塾に行くことは時間的に厳しいので通信コースやオンラインの講座を活用しました。
できれば面接がないところや一般入試と似たような問題の大学だと無駄がないですね。慶應文学部は一般入試も小論文があり傾向が似ているので推薦入試の勉強が無駄になりません。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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