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映画感想文)マッシブタレント〜ニコラス・ケイジに捧ぐ、強烈過ぎる愛〜
(内容に関わるネタバレばかりなので、未視聴の方は是非ご覧になってからお読みください。)
落ち目の俳優という表現への遺憾の意何が落ち目なのか私には一切全く理解出来ないのだが、ニコラス・ケイジはここしばらく落ち目だったらしい。出演作の興行成績が振るわなかった。出演作が駄作だった。へー、そんなのどうだっていいんだけどな…。だってニコラス・ケイジが映画に出てればそれで私は嬉しいので…。というか人が金を
映画感想文─THE FLASH─自らの選択、その結果を引き受け生きていくこと
以下ネタバレ有
怒りはどの様にして生まれるか考えてみると、他者を許せないと思った時、という答えが自分の中から率直に出てくる。
様々な映画の中でも、
・相手の身勝手を責める
・相手の無理解を責める
・相手の判断を責める
そんなシーンを見受けることが多く、私はその度に嫌な気持ちになる。それが何故なのかは良く分からないが、怒っている他者を見るのは私にとって好ましいことでは無い。
THE FLAS
ウルトラマンの男の感情についての一考察(ネタバレあり)
(ネタバレを含みます。ご注意ください)
USB置いて船縁さんを見ながらやたらいい笑顔でニコッ…てして去っていくウルトラマンの男について、あのときのウルトラマンの男の感情は何だ?とずっと考えていたのだが、故意の情報流出や敵わないと分かっていてゼットンに挑むなど、理屈では勝ち目はほぼなく、限りなく可能性が低いと分かっている、無謀にすら見える事でも、「無駄なのでやらない」ではなく、「可能性があるのなら
自分が何をしたいのか(シン・ウルトラマン)
(注 シン・ウルトラマンについてのネタバレを含みます。)
好きな人について、完璧に言語化して他者に伝えることは難しい。
とてもきれいだ。声が素敵だ。横顔が儚い。睫毛が長い。
自分が相手に対して抱いている認識は全て主観に基づくものであり、どのように言葉を尽くしたとしても、他者が必ずしも自分の意見に同意するとは限らない。仮に主観を排し数値として表し、それが全世界共通の美しさ、正しさの数値と合致し