教育実習を終えて
8/27〜9/9で中学校の教育実習が終わりました。毎日5時までに起き6時のバスに乗るハードな生活でしたので、今日は大爆睡でした…笑
色々学べたこと、考えたこと書き連ねてみたいと思います。
まずもって教育実習は楽しかったです。授業を考えること、生徒と楽しむこと、もちろん実習生という立場なので教員の立場と同じとは言えませんが、それらを楽しむことができたと思います。そのため、実習を通して「教員向かない!実習やめたい!」とはなりませんでした。
しかし、自分が実習中に注意されたことやそれを踏まえて自分がなぜ教員になりたかったのかというヒストリーを踏まえると、「ああ僕は教員に向かないかもしれない」という圧倒的な問題点を見つけてしまいました。
それは「自分のために教員になろう」としていたことです。明らかに「生徒の視点」「生徒のために」というのが欠如しているのです。もちろん大義名分としては持っています。しかし、あくまで形式に過ぎないような気がするのです。
たしかに今までの僕の教員になりたいという動機を探っていくと、
中学で部活やりたさで教員になりたいと思う。
↓
高校では音楽でご飯を食べたいと思うが、技術と覚悟がなくあきらめる。再度教員になろうと思ってる時に、中学の恩師の言葉で国語の先生を急遽目指すことになる。ここでは、国語教育学に面白みを持つ。
といった感じなんですね。
所謂保育園の先生が「子供が可愛いからなりました!」といった理由が僕の教員になりたい動機にはない。
これが僕にとって大きな問題だと思いました。
今後これらももって僕の人生を再考しなければなりません。しかし、僕の人生を変えてしまった恩師には「向いてないから頑張れるんだろ。向いてるって思ってるやつの方が良くないから」という言葉もいただきましたし、最近僕の中でも職を適正があるかないかで決めるのも違うのかもしれない、という考えもあります。
しかしまだ猶予はあります。僕は現時点では大学院に進学する予定で、もう少し学問を楽しんでから社会に出たいと思っています。実習校の担当教員にも「免許を持つ、すなわちその道のプロになる。その矜持を保つためにも、大学生である今しっかり知識を蓄えなさい」というお言葉を頂けたのでそこで専門性を高めながらも、将来について考えていきたいと思います。
結果的にいい体験になりました。諸先生方に感謝です。
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