陣痛バッグ・入院バッグに入れたもの|もちもの備忘録
あー、あれも持ってくればよかった!
…っていうのは、人類であれば日常茶飯事だと思う(わたしだけではないと信じたい)。
それはもう、旅行でも通院でもお出かけでも。後悔するたびに、もちものをリスト化して記録しておこうと決意するのである。えらいぞ、自分。
なので、次があるかもわからないけれど、陣痛・入院バッグの中身の記録を残しておくことにした。すでに記憶が薄れているので抜け漏れがあるかもしれないけれど、まあよしとしよう。
陣痛バッグ・入院バッグとは
出産準備の一つで、いざ陣痛が来て病院に駆け込むときの持ち物。陣痛中に使うものを陣痛バッグに、出産後の入院生活で使うものを入院バッグに入れて持っていく。二つの中身を混ぜてしまうと必要なときに取り出せなくてもどかしい思いをすることになるので要注意!
陣痛バッグの形状
これは失敗したので、声を大にして言いたい。
中身が取り出しやすいものがいいよ!!!
わたしが持って行ったのはリュックだったのだが、開け口がかなりコンパクトで出し入れがやりにくい(奥のものを出すためには全部出す必要がある)。そして、入院書類(A4)が入るサイズにしたのだけど、デカすぎて陣痛中に手元に置いておけなくて、結局中のものに手が届かなくてほぼ意味がなかった。
中身の取り出しやすさと併せて、書類を畳んででも小ぶりなものにしておけばよかった。
あるいは、病院のベッドサイドに引っ掛けるフックを一緒に持っていくとか。
陣痛が始まるともう何もできなくなるので、病院に着いてからのんびり荷物を広げる余裕はないと心得た方がよい。状況にもよるかもしれないけど……。
陣痛バッグの中身!
いろいろなサイトに載っているので、それらを参考にしつつ実際に準備していったものたちがこちら。
産褥パッドは産院が用意してくれていたので買わず。印鑑は結局使わなかった気がする(病院によっては必要なのかもしれない)。
陣痛室に案内されたらあっという間に検査器具や点滴につながれて身動きが取れなくなった。なので、助産師さんにリュックを漁ってもらって書類を提出したのと、かろうじて水のペットボトルだけ手元に置いた(それすらも途中で帝王切開の可能性が出てきて水分摂取を封じられてしまった)ぐらいで、ペットボトルにストローを取りつけることはおろか、スマホを電源に接続することもままならなかった(充電もったので結果オーライ)。
深夜の入院ですっぴんだったのでメイク落としは必要なく、お腹も空いていなかったのでゼリーも不要だった(逆に産後はずっと腹ペコだったので、後でおいしくいただきました。食料はもっとあってよかったかも)。
ちなみに財布は陣痛時点ではまったく必要ないのだけど、入院中に小銭がなくてやや困った。コインランドリーの使用に100円玉しか使えないのに、小銭入れに10円玉しか入ってなかった。結局、テレビカード(1000円札で購入可)で代用できたので事なきを得たが……。キャッシュレス時代の落とし穴。
湯たんぽは、バッグに入れていったわけではなく、自宅で陣痛に耐えているときに温めたものをそのまま持って移動した。痛みは和らぐが、冷めちゃうのでカイロの方がよかった。
入院バッグの形状
こちらはキャリーバッグ(55L)を使用。たくさん入れたけど余裕があった。
が、退院時にはパンパンに。産院でいろんなものをもらったので、それでだいぶ荷物が増えた(パジャマ・タオル・アメニティなどの入院グッズに加えて、粉ミルクの試供品や内祝いのカタログなどの協賛品がありがたいけど結構かさばる)。
入院バッグの中身!
なお、上記はまだまだ暑かった2023年10月のもちものである(汗だくで授乳してたな……)。
パジャマ、フェイスタオル、産褥ショーツはこれに加えて産院からも1着ずつもらったのと、院内履きのスリッパ(踵あり)やシャンプー・コンディショナー・ボディソープ、歯磨き粉などのアメニティも用意してもらっていたものを使用した(歯ブラシは小さめヘッドにこだわりがあるので持参した)。産院によって用意してあるものが違うと思われるので、要確認。
シャワー後にも当然授乳があるので、また汗だくになる。産後、シャワーできるようになるまでの期間用と思って持って行った冷却シートが大活躍した。ひんやり気持ちいい!
一方、ドライシャンプーは匂いが強め(爽やかだけど)だったので、同室のほかの妊産婦さんたちに遠慮して使えず。長期入院している妊婦さんもいてつわりに苦しんでいる場合があるので、匂いの強いものには注意が必要である。
そして個人的にもっともグッジョブだったのが、スマホショルダー。
厳密にはスマホショルダーが流行りだす3年ぐらい前に買った、スマホポケットつきの小さいショルダーバッグなのだが。スマホとナプキン(1枚)とテレビカードを入れて、院内を闊歩するのにちょうどいい。闊歩するといっても行先はトイレか新生児室(授乳)かランドリールームだけなので、荷物を身に着けて両手が空く状態がとても快適なのだ(荷物を下ろす場所がない)。
パジャマのポケットも悪くないのだけど、トイレでスマホを落とさないか不安なのと、授乳中にゴツゴツして邪魔なのでやめた。産院でもらったアメニティ用のミニバッグに貴重品を入れて持ち歩いている人もいた。
母子同室でトイレすらおちおち行けない(いや、行けるけど新生児室に一旦預けて…といろいろ段取りが必要なのである)状況なので、ナプキンを常備して隙あらばトイレに行けるようにしておくことが大切。
ちなみに、ナプキンは産院で用意してくれた産褥パッドを使いきった後に必要になるのだけど、1パック(20枚ぐらい)だけだとギリギリ足りなかったので、2パック用意していくことを推奨する。多いに越したことはないし、どうせ退院後も家で大量に必要になるので……。悪露は、量は減っていくものの産後1か月近く出続ける。そのあたりの認識の甘かったわたしは、慌てて母に連絡して買ってきてもらった。
便利グッズの延長コードとS字フックは、陣痛バッグに入れてすぐ使えるようにしておいた方がよかったかも。産後に病室に案内された後、ベビーを取り上げてくれた助産師さんにキャリーバッグを開けてもらって探してもらった。
ホットアイマスクは、血行を良くするという意味では暑すぎてつけていられなかった。しかし、冷めた後にアイマスクとして昼寝のお供に活躍した。ベビーが寝ているときがママの睡眠時間なので、病室の明るさを気にせずにいつでもスッと寝られるのは最高。
でも耳栓やイヤホンで耳を塞ぐのは、ベビーの泣き声(と、助産師さんが訪れる気配)に気づけないかもと不安だったのでやらず。
眉ティントは事前に塗った上で出産に臨んだ。もちものに入れて、薄くなってきたら塗りなおそうと思っていたけどそんな余裕はなかった。とりあえず、出産直後のベビーとのツーショットのときに眉毛があればいい。
以上、わたしが陣痛バッグ・入院バッグに入れたもの(記憶にある限り)である。思い出したら追記しよう……。
▼入院中の記録