#39 わたしの手から生まれたもの|思考の練習帖
#思考の練習帖 おさらいウィーク、最終日。
最終回は、思考の練習帖をきっかけに新たに自分で編み出した手法の数々(二つしかない)を取り上げて締めよう。
タスク割り振り術
得意げに書いているけれど、別段すごく画期的なアイディアなわけではない。でも、これをやることで明らかにわたしの仕事の進みが良くなったし、そもそも進捗を可視化できるようになった。これはとても重要なことである。
タスク割り振り術が誕生するきっかけとなったのは、「#07 耕すわたし」だった。
あまりにも行き当たりばったりな自分の仕事ぶりに呆れ果てたわたしは、ふと気づいたのだ。新卒の頃に営業の仕事をしていたときには、毎週上司に売上の「読み」を確認されていた。一つひとつの仕事の進捗を確認して、そこから期待できる成果を「読む」のだ。
今の仕事はきわめて定性的だから難しいだろうな…という思い込みを一旦取っ払って見つめ直してみると、やりようによっては「読める」のかもしれないと思ったのだ。
そして、実際にやってみたのが「#16 やりきるわたし」。
実践を始めてからまだ日も浅いので、体に馴染みきっていない感じがあるけれど、この一年地道に続けていくことできっとよい変化が得られると確信している。
エッセンシャルな一年の計
20回にわたって、思考の練習帖でああでもないこうでもないと書き連ねてきた。読んだ本のアウトプットをしたり、新しい自分に出会ったりしてきた。とりとめのないそれらの、一つの集大成と言えるものがあるとしたら。
「#21 来年度のわたしへ」でこれから迎える新しい一年間の目標を立てた。これは、去年のわたしだったらおそらくできなかったことだ。この目標を噛み砕いたのが「#22 推進力を高めるわたし」と「#27 雑談するわたし」である。
そうして編み出されたのが、わたしなりのエッセンシャルな目標である。
どれも、わたしがこれまでの思考の練習帖でこねくり回して考えてきたことの結果だ。この確固たる目標があるから、日々の取り組みが生きてくる。そして一年後には、それに見合った成果が手に入る。
思考の練習帖が99回目を迎えたとき、わたしはどれぐらい遠くに行けているだろう。
それを楽しみに…。
今日はここまで。