わたしがマニュアルをつくる理由
マニュアル作りが大詰めを迎えている。
(このサムネイルかわいくて好き)
ここで、マニュアルの目的を整理しておこう。形骸化させまいと、今後の活躍への祈りを込めて。
マニュアル作成は、業務を標準化する作業です。
業務を標準化することの目的は、以下の二つ。
①経験と勘を蓄積する仕組みをつくるため
知恵を共有する
職員一人ひとりが現場で働くなかで得た知恵をすくい上げて、一つにまとめていきます。これにより、すぐれた知恵や経験を全員で共有できるようになり、個人の経験を組織に蓄積できます。
目的を共有する
それぞれの業務を何のためにするのかという「目的」を確認することは大事です。これをマニュアルに明記すると、それぞれの判断で勝手に動くことがなくなり、仕事にブレが生じません。
効率的に人材を育成する
背中だけを見せて育てる文化とは決別し、マニュアルという目に見える形にすれば、効率的に仕事を教えることができるようになります。一人で勤務する時間帯も多いなかで、判断に迷ったときにそばに教えてくれる人がいなくても、マニュアルを見ればどう行動すればいいのかがわかります。
②無駄を徹底的に省く仕組みをつくるため
仕事の本質を見直す
マニュアルをつくる段階で、普段何気なくしている作業を見直すことになります。作業の一つひとつの意味を考え直さなければならないので、仕事の仕方や姿勢を深く掘り下げるきっかけにもなるでしょう。
常に改善をする
仕事を進めていくなかで、マニュアルの内容よりももっとよい方法が見つかったら、マニュアルを書き換えていきます。マニュアルを更新し続けることが重要です。
年度末に向けて、ラストスパート(そして新しいスタート)がんばるぞ。
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