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#36 わたしの切り札たち|思考の練習帖

書きっぱなしでは意味がない!
というわけで前回👇に引き続き、これまでの #思考の練習帖 のおさらい。

たくさん書いてきたけれど、なかでも多いのが「行き詰まったときの切り札」系。
現場での実践で日常的に使うわけではないけれど、ここぞというときに「たしかあの手があったな」と切れる手札があるって心強い。
思考の練習帖のハッシュタグをつけていつでも一覧で振り返れるようにしているのは、そのためでもある。思考術をはじめとしたビジネス本を読み漁ってインプットしたものを、いつか役に立つはず…とアウトプットしてきたnoteたちをおさらいしよう。

でかすぎるイシューを分解して、扱えるようにする

まずは「#03 イシューを分解するわたし」から。

ポンと答えを出せないような大きなイシューは、分解するに限る。答えが出せるレベルまで小さくして、その上で全体をひとつの繋がりのあるストーリーとしてまとめる。
途方もなくめんどくさい作業だったけれど、一つ自分でやってみたことで、次また同じようにやればいいというわかりやすいモデルが作れた。

A4メモ書き思考術

「#04 メモ書きするわたし」のこれは、本当だったら習慣化したかったもの。効果もすごく感じていた。

でも、エネルギーを消耗しすぎる。もっと繰り返して慣れてしまえばもしかしたら何ともないのかもしれないが、すでに思考の練習帖99回更新と年間200冊読破チャレンジを自らに課して(楽しみながらも)わりとカツカツで生きているわたしには、メモ書きの気力と時間を捻出するモチベーションが足りなかったようだ。

OOCEMR(ウーセマーではない)

「#12 決定するわたし」では、意思決定のフレームワーク「OOCEMR」を整理して、今の自分の仕事ぶりに照らし合わせてみた。

これが結構しっくりきた。

意思決定の失敗の主たる要因は、optionとmitigateの欠如であると言えるだろう。AかBかで悩んでどちらかを選んでしまうのだが、CやDの可能性に気づかないのだ。CやDに気付けないのは、AやBの抱えるマイナス面を減らす工夫が足りないからだ。「もっとこう考えてみたら?」と深めていくことで、新たな視点や可能性が開けてくる。わたしの求める思考の深みというのは、つまるところoptionとmitigateなのだった。

#12 決定するわたし|思考の練習帖

思考力を深めたい!の一心ではじめた思考の練習帖だったけれど、思考力を深めるってどういうことなのか、が結構曖昧だった。その一つの方向性が明確になったのがこのnoteだったと思う。
意思決定に際して選択肢を出し続けること、マイナス面を徹底的に減らす工夫をすること。しっかり心に刻んでおこう。

Be Smart

次の「#28 SMARTなわたし」も思考のフレームワーク。

本質的なゴールは、Specific(具体的)でMeasurable(測定可能)でAchievable(達成可能でチャレンジング)でRelevant(組織ニーズと合致する)でTime(時間軸)が明確。この五点をしっかりおさえているかを常日頃から点検するべしというもの。仕事用の手帳にもメモしてある。

システム1の功罪・管理される心

「#31 直感するわたし」と「#32 ディープなわたし」には、実は共通点がある。

これらはいずれもわたしが既に知っていることだった。
システム1の功罪についてはダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー(上)』で、ディープ・アクティングはアーリー・ホックシールドの『管理される心』で読んでいた(なお、『ファスト&スロー(下)』は未読である)。
だから、今後これらを引用したり、深掘りしたりするときにベースとしての知識をまとめておいたほうが便利だろうという発想で書いた(ネタ切れとも言う)。

進捗の法則

最後は、「#34 進捗したいわたし」。

これは、一冊の本を要約した大作。このnoteを読み返せば、本をめくらなくても大丈夫。なんだったら、noteの目次を見るだけで十分なくらいだ。
進捗の法則、触媒ファクター、そして栄養ファクターをきちんと取り入れて仕事ができているか、チームのマネジメントができているかを自己点検するために。


今日はここまで。

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