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生活動線を最適化する|身支度

新居での生活のイメトレに余念がない。
生活動線を最適化して超快適なおうちライフを楽しむ未来を目指して、今回のテーマは「身支度」。
朝のルーティンを見直しながらモノの配置を決めるぞ。

目覚め@寝室

アラームが鳴るのが早いか、ベビーの「おっぱいくれ」泣きが早いか。どちらにせよわたしは起こされる。自分から目が覚めるということは、妊娠中のあの頃以外ない。

①アラームの方が早ければ、ベビーに提供している腕枕をスルッと抜いて(これが結構難しい。失敗した場合は②へ)布団を抜け出しトイレへ。

②ベビーの方が早ければ、乳を飲ませる。そうしているうちにアラームが鳴るかもしれないし、うっかり二度寝しちゃうかもしれない。スマホをいじってだんだん目が覚めるパターンもこれまではあったけど、スマホを寝室に持ち込まない生活を始めたところなのでその線はもうない。満足したベビーが二度寝したら①へ、覚醒したらベビーと一緒にトイレへ。

今の家ではほぼワンフロア(ドアを開け放している)なので、ベビーが寝ていても起きていてもわたしは一人でトイレに行ける。しかし、新しい家はメゾネットで寝室とトイレのフロアが違う。いつ起きるかわからないベビーを一人で寝かせておくというのはちょっと危険かもしれないな。
生活リズムを整えるという意味でも、一定の時間になったら起こして一緒に朝のルーティンに乗るのがよさそう。ベビーの寝ている間にやれるだけの身支度をやるという現状のタイムアタックスタイルは、残念ながら手放さざるをえないようだ。

スッキリ&サッパリ@トイレ→洗面所

ベビーを抱っこしながら、階段を転げ落ちないように注意しながら降りる。階段の入り口と出口にはベビーゲートを設置しておく。

まずはトイレで用を足す。ベビーのおむつ替えもここで(ちょっと狭いかもしれないので、廊下やリビングでもいいかな)。おむつ交換グッズはトイレ内かリネン棚に。

ベビーをその辺で遊ばせておきながら(あるいはつきまとわれながら)、洗面所へ。顔を洗う、コンタクトを入れる、リテーナー(マウスピース)を外して洗浄液に浸ける、日焼け止めを塗る、歯を磨く、パジャマを脱ぐ(洗濯カゴへ)、髪を梳かしてアイロンをあてる…ここまでがタイムアタック。大抵割り込みが発生するので、中断してキッチンへ。

ベビーの遊び道具はリビングの一角に箱を置いてあって、そこに入るだけを入れている。だけど、ベビーが遊びたがるのは大人が「触ってほしくない」と思っているモノである。古紙をためている紙袋だとか、その他仮置きしているあらゆるモノ。そういうのを排除したら、ベビーは何に興味を持つのだろうか? つまんなさすぎて後追いが強化されるだろうか?
「シェフの気まぐれランチ」的なノリでランダムに選んだ遊び道具をリビングに置いておく、とかはどうかな。「お? 珍しいものがあるな」って興味を持ってしばらく夢中になっていてくれないかな…。

腹ごしらえ@キッチン⇔ダイニング

「ベビー、ごはんにしよう」と声を掛けると高確率で振り向く。言葉がわかっているんだろうな。食べるのが好きな子に育っているんだろうな。
だけど、食への意欲と椅子に座って食べられるということとは無関係である。かならず立ち上がって抜け出そうとするし(ハイチェアなので大変危険)、ベルトをつけようものならつけたそばから大騒ぎで食事どころではない。結果、だいたい床で食べている。地べたに座ることもあるけど、デフォルトは仁王立ち。

ベビーの朝ごはんは、パン・ヨーグルト・バナナの3点セットが定着している。手づかみで食べられるのがいい。もうちょっと大きくなったら、スープをつけて野菜を摂取したり、ごはんと味噌汁の和食メニューにシフトしたいなと思うけれど、今はこれが現実的なラインだと思っている。

わたしはベビーの食べ残しと、タンパク質がとれるコーンスープ(粉を湯で溶かすだけ)を掻きこむ。ベビーのマグに水を、自分の水筒にルイボスティーを入れる(ベビーはこぼすので、匂いがつかないように水にしている)。
お弁当の日(時間に余裕のある日)は、前日の余りの汁物を温めなおしてスープジャーに入れる。

ダイニングテーブルはほぼ使われず、キッチンと床の上だけですべてが完結するかもしれないけど、まあいいか。

着替え・歯磨き@洗面所

ここでもう一度洗面所に帰ってくる。タイムアタックで敗れたやり残しを回収しつつ、着替えと歯磨き。洗面所そばのリネン棚に着替えがぜんぶ揃っているので、ちょっと手を伸ばすだけ。
ついでに洗濯乾燥機の中身をリネン棚に戻す余裕があるといい(なければ夜でいい)。

ここでベビーも着替えさせ、検温し、髪を梳かす。
リネン棚から靴下とハンカチ、ベビーの保育園バッグを持って、ダイニングへ戻る。

メイクアップ@ダイニング

朝の洗面所は混む。今の家より広くなるとはいえ、大人2人がバタバタ過ごすにはやはり狭い。今は洗面所でやっているお化粧を、朝食後のダイニングテーブルでやるのはどうかなと考えている。あるいは、キッチンのカウンターでもいいかも。

メイク道具はキッチンカウンター上の吊り戸棚(シンク上にもあるので、こちらを便宜上吊り戸棚Bと呼んでいる)にしまっておく。ここは日用品などを収納するスペースになる予定。
今までの人生でずっと洗面所でメイクをしてきたので、メイク用の鏡を持っていない。手鏡しかないが片手が塞がるのは非常に不便なので、いい感じの鏡を手に入れたいと思っている。

小学生の頃に祖母から譲り受けた木箱をメイク道具入れにしようかな。祖母が子どもの頃に宝物入れにしていた木箱で、祖母のフルネーム(旧姓)が彫ってあるかなりレトロな代物である。留め具が壊れてしまっているけど、持ち運び方に気をつければ特に問題はない。
メイクブラシが入るか確かめてみないとな。

それから、保育園の連絡帳の記入も。今はアプリだけど、今度の保育園はまだ手書きの可能性がある。メイク道具入れを出すついでに、吊り戸棚Bから筆記用具も取り出しておこう。

ダイニングでお化粧をするもう一つの利点は、後追いするベビーを見ながら作業できることだ。

いってきます@玄関

靴下を履いて、ハンカチをリュックに入れて。ベビーの保育園バッグに水筒を入れて、抱っこ紐(もしくはヒップシート)を装着。
リュックや抱っこ紐は玄関のクローゼットに置き場をつくっておこう。アウターや帽子もここにある。姿見が扉の内側についているので、身だしなみの最終チェック。
玄関扉にマグネットフックで吊るしているキーケースを取って、さあ出発だ。

まとめ

こうしてルーティンを書き出してみると、なかなか無駄のない動きなのではないだろうか。洗面所に2回行くのは非効率に見えるものの、洗面所の用事が特性上タイムアタックを免れないので、チャンスをもう1回つくっておくというのは妙案な気がするのだ。

ここに登場したモノたち以外は、朝は使わないモノである。あらゆる生活動線のなかでも朝のルーティンの動線がいちばん切実だと思うので、これを最優先にしてモノの配置を考えるようにしたい。


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