2020年春 ヨーロッパ周遊旅行 ぼくとコロナのデッドヒート 〜7日目 パスポート再発行手続き・ポツダム〜
2020年2月25日、早いもので7日目です。日本がコロナでしっちゃかめっちゃかになりつつある中、僕は段々と体勢を取り戻しつつありました。
パスポート再発行手続き
在ベルリン日本国大使館へ
さて、まずは日本が天皇誕生日、振替休日を終えて平日になったということで、日本大使館へ。
父からメールで送ってもらった戸籍書類のコピーを提出し、その他に書類と再発行費用を支払いました。ちなみに、本書は別途、父から日本大使館へと国際郵便で送付してもらっています。
そして、次の日の朝9時に受け取り可能であることを伝えられました。早くて感動です。
ちなみに余談ですが、海外でパスポートを紛失した際は新たなパスポート再発行を申請するか、帰国のための渡航書を作成するかのどちらかになります。僕は今回、10年パスポート作成の手続きをしました。
イタリア渡航の相談
せっかく日本大使館に来たということで、コロナの感染がとんでもなくなっていそうなイタリアに渡航することの是非を相談。すると「観光目的ならやめてください。1月の武漢に行くのと同じことです。」と、本気で止められました。
そして、当初の予定通りポーランドに行くことを勧められました。
というわけで、イタリアはまるまるキャンセルすることに。「1月の武漢と同じ」は、当時未知のウイルスだったコロナに対してしっかりビビるのに、説得力がありすぎました。
結果、僕は旅が終わるまでコロナに罹患することなかったので、この時助言をくださった日本大使館の方には感謝してもしきれません。
ポツダム
電車でポツダムへ
さて、イタリア渡航のキャンセルは流石に堪えましたが、気を取り直してポツダム観光。ベルリンから電車でポツダム宣言の地、ポツダムへと行きました。
で、乗ろうとした電車にはすごい落書きが。日本じゃあり得ませんね。。笑
ブランデンブルク門
まず、ポツダムにある、サンスーシ庭園の駅で下車すると、目の前に門がありました。
こちらの門の名前もブランデンブルク門といい、造られたのはベルリン市街地にあるものよりも20年早いそう。
そもそも、ブランデンブルク門というのは、ブランデンブルクの町の方向を示すための門ということで、どれが本物、偽物とかはないそう。
まあ見た感じのイメージとしては、ベルリン市内にあるブランデンブルク門とは形が異なり、どちらかというとパリの凱旋門みたいな形だなーと思いました。
サンスーシ宮殿
そして、ポツダムが誇るサンスーシ宮殿へ。こちらもまた、世界遺産。
憂無き宮殿という意味らしく、意味通りとても綺麗な宮殿でした。春以降に来ると、植え込みの植物も青々としているようです、とても綺麗みたいです。
ちなみに、宮殿の前の庭園は左右対称を基調とした造りになっているのですが、これはフランスのヴェルサイユ宮殿を模して造られたものだそう。
サンスーシ公園
そしてサンスーシ宮殿を擁するサンスーシ公園ですが、とても巨大な公園。なんと289haもの土地が公園になっています。関東の人間以外ピンと来ない表現ということでお馴染みな、「東京ドーム62個分」の広さだそう。ちなみに、日産の栃木工場とほぼ同じ広さ。とにかくとても広い公園。
そして、同じ公園の中に、他にも色々とありました。
そして、庭園の最深部に行くと、新宮殿という建物があります。こちらは1756〜1763年の七年戦争後にプロセインの国威を高揚させるために造られたとか。
ちなみに、歩くと結構あります。ただ、串刺しな感じでいろいろな建物があるので飽きません。
ちなみにこの後、ツェツィリエンホフ宮殿という、いわゆるポツダム宣言が採択された場所に行こうと思ったのですが、バスを間違えてしまい、時間切れに。日本にとって重要な場所だったので行きたかったのですが、いつかまたリベンジです！
2020年2月25日の世の中
・文部科学省が、ある自治体の学校で感染者を確認した場合、感染者がいない周辺のその他の学校についても休校を検討するよう、全国都道府県の教育委員会に通知。
・新型コロナ感染の大阪の女性が陰性を確認の上退院したものの、再びコロナ陽性に。
・Jリーグは2月26日〜3月15日に開催予定のJ1、J2、J3、YBCルヴァンカップの全試合を延期にすることを発表。3月18日のリーグ再開を目指す。
・韓国では新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国会の審議停止を決定。