“しなければならない!”の力-木製花kikkaの今後-
アーティストや作家さんで
「締切があるから製作出来る」
みたいな発言を聞いたことがありますが、
私はこの発言に若干「?」と思っていました。
作りたいものがあるからこそのアーティストなわけですから、締切があろうとなかろうと作りたい気持ちがあれば
「締切は関係ないのでは?」
と思っていたのです。
でも締切があるということは、
「しなければならない!」という状況なのかと思った時、「それによって生まれる力が確かにあるな」と思ったのです。
自分のことで言うと、、、
私は木で作るお花“kikka”シリーズというものを作っています。
木製のお花ですが、
チューリップ
バラ
ガーベラ
などなど、
それなりの種類を作ってきました。
その結果、、、
「作りたいと思う花や、木で作れそうな花は大体作り終えた感じがするなー」
という気持ちが芽生えてくるのです。
つまり、新作のお花を作るのは難しいなーと思うわけです。
もはやkikkaシリーズの終わり。
そんな感覚です。
でもその時
「しなければならない!」という力で、
“合計で50種類の木のお花を作らねばならない”
としたらどうでしょう?
無理にでも!
嫌でも!
つらくても!
50種類作る!
そんな“強制”の力です。
ここにはしんどさはあるし、苦しみもあると思います。
でも、「しなければならない!」
という力によって、
・花の種類をめちゃくちゃ調べたり
・新しいアイデアを捻り出したり
・新しい作り方を研究したり
と、
なんとか新しい花を作るために試行錯誤を繰り返すわけです。
もちろん、ある意味“無理に作る”わけですから、結果として今後の生まれる作品の全てが駄作になる可能性もあります。
でも、
想像もしなかった新しい花を生み出せる可能性もあるわけです。
だからこそ、私は
「もういいかなー」
と思った時に、
そのままやめる
or
新しい制約=しなければならない を作る
という2つの道でどちらを選ぶかを決めるのです。
そして今回kikkaシリーズに関しては、
新しい制約
→50種類の花を作る
ということにしました!
kikkaシリーズを今後も作りたい!
“ライフワーク”にしたいなーと思ったのです!
同時に私の一つの憧れ、
「ナウシカの地下室のような空間を作りたい!」
という思いがあって、
「あんな空間を自分なりに実現するとしたらどうなるだろう?」と考えた時、
「私が作っているkikkaシリーズで空間を埋め尽くしたい!」
という気持ちも出てきたのです!
「しなければならない!」
というのは、ある意味苦痛でもある“強制”の力ですが、その力があるからこそ発見出来る世界もある!と信じて活動していこうと思います!
ということで最後に、現在のkikkaシリーズのラインナップを記して、今後の活動に繋げてみようと思います!
でも、改めて見てみると、、、
先は長い、、、w
1 チューリップ
2 ガーベラ
3 バラ
4 ヒマワリ
5 ユリ
6 ツバキ
7 キキョウ
8 クリスマスローズ 未販売
9 アンスリウム
10 アネモネ 未販売
11 カーネーション
12 ヒマワリ 3本タイプ
14 バラ 7本タイプ 未販売
15 ハナミズキ 未販売
16 チョコレートコスモス 未販売
17 スズラン 2025年販売予定