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【バイト体験記】武〇塾で働いて感じたこと ~受験生メンタルコーチの視点から~

こんにちは!受験生メンタルコーチのこっちです。普段はYouTubeで受験生のメンタルを支える活動をしていますが、実はこの一年間、武〇塾で大学生講師として働いていました。今回は、そこで実際に感じたことを赤裸々に語っていこうと思います。

※あくまで僕が勤務していた校舎での体験談なので、すべての武〇塾に当てはまるわけではありません。参考程度に読んでいただければ嬉しいです!

大学生講師の質、まさに「先生ガチャ」

まず最初に感じたのは、大学生講師の質に大きなバラつきがあることです。国立理系の講師もいれば、私立文系の講師もいる。もちろん、大学の種類や文理で優劣をつけるわけではありませんが、少なくとも「指導の経験値」や「受験の知識量」という面では差があるのは事実です。

その結果、どうなるか? そう、「先生ガチャ」が発生するんです。

生徒は自分の担当講師を選べないため、当たり外れが生じます。優秀で教え方のうまい先生に当たればラッキー。でも、そうじゃなければ…? 「この先生、大丈夫かな?」と不安になりながら授業を受けることになってしまいます。

ここ、美容院みたいに「講師の質で料金を変える」システムにすればいいのになぁと感じます。カリスマ美容師のカット料金が高いように、指導力の高い先生の授業料を少し上げて、その分、生徒が講師を自由に選べるようにすればいいんじゃないでしょうか。そうすれば、生徒も「自分に合った先生」を選べるし、講師側もスキルアップを目指して努力しやすくなる。

月謝5万円は高すぎる? コスパの悪さを考える

次に、料金設定について。正直、「高い!」 と思いました。

武〇塾の月謝は約5万円。もちろん、個別指導塾なのである程度の価格は仕方ないですが、「先生ガチャ」がある現状で、この金額を払うのはリスクが高いと感じます。

生徒側からすれば、「この先生に5万円払う価値があるのか?」と疑問に思うこともあるでしょう。もし担当講師が、あまり受験に詳しくなく、指導経験も浅い大学生だったら…。その金額に見合った価値を得られるのか、不安に感じるのは当然です。

交通費が支給されない問題

さらに、「交通費が出ない」 という問題もあります。

大学生講師の多くは、自宅や大学から塾まで移動して勤務しています。しかし、武〇塾では交通費の支給がありません。これは、地味に痛い…。

例えば、往復500円かかる距離に住んでいると、一ヶ月で1万円近くの交通費が消えていきます。これはアルバイトの時給を考えると、かなり大きな負担。

塾側が「交通費込みの時給」として設定している可能性もありますが、それなら最初から明記してほしいですね。もしくは、せめて一定距離以上の講師には支給してもいいのでは? と思います。

改善してほしい3つのポイント

以上のことを踏まえて、僕が「ここを改善すればもっと良くなるのにな」と思った点を3つまとめました。

  1. 講師のランク制度を導入し、生徒が講師を選べる仕組みを作る
     → 先生ガチャをなくし、生徒が自分に合った講師を選べるようにする。

  2. 月謝と講師のクオリティを見直す
     → 料金に見合った指導が受けられるよう、講師の研修制度やフィードバックを強化する。

  3. 交通費の支給を導入する
     → すべての校舎で交通費を支給し、講師の負担を軽減する。

もちろん、塾側にも経営的な事情があるとは思います。しかし、講師の質や待遇を改善することで、結果的に生徒の満足度が上がり、塾の評判も良くなるはず。実際に働いてみたからこそ、「もっと良くなるのに…!」と強く感じました。

まとめ:受験生にとって本当に価値のある塾とは?

最後に、受験生や保護者の方に伝えたいこと。

塾を選ぶときは、「講師の質」と「料金のバランス」 をしっかり見極めることが大切です。どんなに有名な塾でも、担当講師によっては満足のいく指導が受けられない可能性があります。

逆に、少しマイナーな塾でも、熱心で優秀な講師がいるなら、そちらのほうが価値があるかもしれません。

これから塾選びをする受験生や保護者の方に、少しでも参考になれば嬉しいです。そして、僕のように大学生講師として働こうと考えている人にも、この情報が役立てば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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