見出し画像

結婚式は最大で最高の創作だ

とっても私ごとですが、ちょうど1ヶ月前の11/3に結婚式を挙げました。

約半年かけて一生で一度のイベントを創りあげるその経験を通して、最高の創作活動を経験することができたように思います。

note社でも大切にしている、創作をすることの楽しさ。
身をもって経験できたこの機会に、振り返ってみようと思います。

※ この記事はnoteのみんな Advent Calendar 2024の3日目の記事です。

はじまりは、今年の4月

学生時代の友人たちに入籍報告をした食事の場にて、
「ぜっっったいに結婚式は挙げた方がいいよ!はやい方がいいよ!」
と力強く説得されたことがきっかけでした。

3月に入籍をしてからは、7月に国家資格の試験、9月に引っ越しを控えていたこともあり、結婚式を挙げる予定は特段ありませんでした。

そもそも、自分のために大勢の人が集まってくれるなんて想像しただけで恐縮してしまうし恥ずかしい!などと思っていたのですが、
その友人との食事会から帰った夜、流れで夫に「結婚式やっちゃうー?」と投げかけてみたところ、「やろうか!」と前向きな返事をくれ、あれよあれよという間にGWに式場見学に行ってみることにしました。

どんな式にしたいか?

式場見学に行きながら、どういうコンセプトにしたいかを夫婦で話し合い始めました。
自宅のホワイトボードにポストイットで洗い出していき、、、以下のような方向性で考えていくことに。
ここは夫婦で意見が割れることなく、すぐにコンセプトが決まりました。

  • きていただく方に、とにかく楽しんでもらいたい

  • カジュアルで明るい雰囲気に。涙より笑い。

  • あまり型に当てはめすぎない

  • できれば愛犬ももちゃんといっしょに

そんなコンセプトをもとに、5箇所ほど会場見学に行き、外から光が入って明るく、食事がおいしく、ドッグフレンドリーなキンプトン新宿東京で挙げることを決めました。

みなさんと一緒に創る

会場が決まれば、次は中身。
基本的に、企画は自分たちで進めていくことになります。

どんな結婚式にしたいか?を話し合っていく中で、
「これまでお世話になったみなさんと一緒に創作を楽しみたい」
という想いが強くなりました。

結果、ペーパーアイテムの作成から当日のコンテンツ企画・実施まで、
あらゆる場面でたくさんの友人や同僚に力を借りながら進めることができました。
中には自ら「これを作りたい!協力させて欲しい!」と言ってくれる友人もいて、本当にありがたかったです。

  • 前撮りやウェルカムスペース用の写真撮影

  • ペーパーアイテムのデザインや発注

  • ウェルカムボード

  • プロフィールムービーへの出演

  • 一緒にダンス

  • 余興のクイズ企画・運営 など

チームメンバーが描いてくれたウェルカムボード

あらゆる場面で協力いただき、できるだけたくさんのみなさんと創作を楽しみたい!という想いを叶えることができました。

自分たちらしく、クリエイティブに

当日のコンテンツについては、型に当てはめすぎずに自分たちらしく、ちょっとしたひと工夫を加えてより楽しんでもらえるようなものを目指しました。

たとえば・・・

お色直し後の再入場

披露宴の再入場では、「普通に入場するだけじゃ物足りないよね!」と、
入場の途中から列席者6名が前に出てきて曲に合わせていっしょに踊り出す(笑)、という企画を実施。

観ている側の皆さんにとっても、自分の知っている人が参加している方がより楽しめるかな?と思い、特定のコミュニティからではなく、新郎友人、新郎新婦同僚、新婦友人、新婦前職同僚、新婦母(!?)、といった色々な関係性の友人に参加してもらいました。

みんな初めましての中、練習時からそれぞれがリーダーシップを発揮しながら楽しんでいただき、事前に会場を見られない不安を抱えながらも、当日は全力でいっしょに盛り上げてくれました。

みんなが一生懸命練習する姿を見て、何度涙を堪えたことか・・・。
一生の想い出ができました。本当にありがたかったです。

はじめての動画制作

オープニングムービーやプロフィールムービーは、自分たちで企画・撮影・編集を行うことに。

オープニングムービーは、私の大好きな映画「プラダを着た悪魔」のオープニングから着想を得て、すべてiPhoneで撮影して制作。

プロフィールムービーは、一般的なスライドショー形式ではなく、夫婦漫才のようなテンポ感で生い立ちを紹介していく内容にしました。

この動画制作。これが何より大変で。。

想定していた絵が撮れなかったり、編集してみてパーツが足りないことが分かり機材をレンタルし直したり撮影し直したり、、、
編集作業においても、式の直前まで、はじめて触るAdobe Premiere Proと格闘しながら深夜まで作業する日々でした。

夫婦ともどもいっぱいいっぱいで、お互いの制作物に意見する延長で喧嘩も何度もしました(笑)

そんなこんなで、あっという間に迎えた前夜

前泊プランだったので、愛犬と一緒に前入り。

翌日大事なイベントがあることなど知らず、ベッドで眠る愛犬

宿泊部屋で親への手紙を読む練習をしながら、本番を想像して嗚咽するくらい号泣してしまい、目がパンパンになったことを今でも後悔しています(笑)

そして当日は7:00から準備開始だったので、早く寝ないといけなかったのですが・・・。

緊張なのか、遠足の前夜のあの感じなのか、なぜか夫婦ともどもなかなか寝付けず。
1時間に1度くらい「寝れないね・・・」を繰り返し、気づいたら朝6:30になっていました。

当日の朝、鏡を見ると、目が真っ赤で腫れ上がっており、「これが新婦の顔か!?」と絶望したこともまた思い出です(笑)

秒で過ぎ去った本番

当日は、予定していたコンテンツを進めていくうちに、あれよあれよという間に時間が過ぎ去っていきました。

久しぶりに会う友人の顔を見て大興奮したり、
サプライズで踊ったり、
親への手紙で感極まったり、
母が締めの挨拶で推しのBTSについて語り出し、隣で超絶焦ったり、、、
色んな感情を一気に味わった感じがします。

終始、とっても幸せな時間でした。
どこを切り取っても、最高の想い出になりました。

今、あらためて振り返って

結婚式、という自分たちだけの創作活動。

主賓の挨拶で、代表の加藤さんから「結婚生活は2人でつくる創作活動だ」というお話をいただきましたが、
結婚式をつくる過程でその第一歩を踏み出せたように感じます。

正解はなく、だからこそぶつかることもあるけれど、
・はじめてのことに取り組むおもしろさや難しさ、
・つくる過程で気づく自分や相手のこだわり、
・失敗することからの学び、
・ちょっとしたことでも、ひと工夫することで気持ちが楽しくなる瞬間、、、

すべてが創作の醍醐味なのかもしれない。
今振り返って、こんなことを思っています。

式が終わった直後、夫婦で「もう1回やりたい!!」と何度も話していたのですが、それだけ楽しく、最高の創作ができてよかったな、と思います。

つくることの楽しさをもっともっと世の中に広めていきたいな、と感じた一生に一度の出来事でした。

『だれもが創作をはじめ、続けられるように』

#noteアドカレ2024

いいなと思ったら応援しよう!