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大企業についての気づき I
大企業に入って良かったこと。
①人的リソースの豊富さ
デカい会社だと社内を見渡せば色んな人がいてそれこそが財産だと思います。
業務への情熱が持てず外に出ることばかりを考えていましたが、結局転職活動を辞めて社内で人工衛星ビジネスに首突っ込んでるのも社内の人との出会いがきっかけでした。
②社内イベントの多さ
・有名著者の話が無料で聞ける
・社内有志で社外活動に(ハッカソンなど)出場できる
・社内団体に属してスキルアップも可能
などなど。
筆者自身、ハッカソンやロボコンでの活動を通じて視野がかなり広がったと思います。
ノーリスクで色んな学びがあり、たくさんチャレンジできる環境があるのが良い点です。
大企業に入って残念に思ったこと。
①ガチャガチャが多い
・配属ガチャがある
・OJTガチャがる
・上司ガチャある
大量採用の大企業に入れば「いい職場」にたどりつける確率は極めて低いです。
転職したとて少なからずガチャは回すことになります。
だからどこにいようがガチャ要素込みで楽しめるメンタルは必要だと思います。
②アントレプレナー視点が弱い(製造業に関して)
あくまで個人的な意見ですが、日系大手の製造業で働く多くの方は昔の「モノづくり大国ニッポン」の成功体験を持っています。
その結果、高度経済成長期の顕在課題に対して、既に見えている解決策を馬力で実行できれば評価された時代の考え方が根強く残っているのだと思います。
なので、新事業をやるにしても「やれること」から考えてしまうことが多く、課題発見やデザイン思考の観点が弱い印象があります。
社内で昇格する際も上記の視点は要らないので、会社に残ることを念頭に置いている以上、学ぶ動機も弱くなりがちです。
ただ今のような、規模の大きな企業が一本足の経営だけでなく新事業も取り組まなければ存続できないような時代では、新事業を創出できる人材が重宝されることは必然ではないでしょうか。