日記 2024/3/13

快晴の中、星野源の「Stranger」を聴きながら、うたいながら病院へ向かう。今日は半年に一度の定期検診。もう慣れきった病院でスムーズにCTの検査と受付を終える。

待っている間は少し本を読んでから、4月のプレイリストについて考えた。

2時間ほど待ち、診察へ。告げられた結果は問題なし。先生はもう当たり前のように大丈夫だと言ってくれた。
ガッツポーズをしたい衝動を抑えながら、病院の外へ。

高木正勝の「AIR'S NOTE」を聴きながら、病院近くのいつもの公園へ向かう。この公園はいつかの検査の帰りに見つけて以来通っている公園。人がいなくて、空が広くてとてもいい。

喉が渇いたので、いい場所にある自動販売機で飲み物を買う。

いつもは水だけど、せっかくだから新しいものを選ぼういう気持ちだったので「甘酸っぱいレモンミルク」を選んだ。元気だということは、試せるということだ。爽やかで美味しくて、一気に飲み干した。

新しい葉が芽吹く様子を眺めながら、軽やかに公園を歩く。

風が心地良い。光がやさしくあたたかい。

これからまた日々が続けられるのが、自分で過ごせる時間を選べるのが、嬉しくて少し涙がこぼれる。

休みの日に緊張して、病院に行って、お金と時間を使って。定期検診なんてもちろん好きではないけれど。半年に一度、自分が今、自由に元気に過ごせていることの尊さを感じるこの時間は悪くない。限られた日々を、自分にとって大切なものごとに使っていこうと改めて思う。

思った以上に早めに診察が終わった。帰りは橋本秀幸さんの「Aprils」を聴きながら、近くのパン屋でパンを買って帰ろう。

帰ったら個展の準備。あと一ヶ月、いいものをつくっていこう。