花 ひととせ
おんなもおとこも
なんとなくこゝろ緊まり
働き者の手や足は
束の間やさしい手と足に
戻ろうとしている
したいことを済ませ
窓の外にいつかの花を見やり
大つごもりの明かりを
最後に消す静けさを読む
指折りの数え日、終えしとき
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日々、浮かんでは
しるしてきたことば。
出てくるのはことばではなく
なみだの時もあるけれど
こゝろのいちぶを
ここに置くことができたこと
しあわせに思います。
2023年の投稿は
今日を最後といたします。
拙記事でありながらも
この部屋を訪れて下さった方々に
また一唱三嘆に足るすばらしい記事を
たくさん読ませていただき
ありがとうございました。
あらん限りの感謝を、こゝろを込めて。
年末年始、賑やかに過ごされる方も
静かに過ごされる方もいずれでない方も
どうぞ佳き新年をお迎えになり
来たる年、元気にお会いできますように。