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「でもやっぱり人間向いてないわ」予定を入れるのが怖かった。

生理が来たと思ったら、2日間で終わった。
頭の中ははてなマークであった。

婦人科に行ったら、
子宮頸がんの検査に引っかかった。

この2年間私や私の周りでは目まぐるしいくらいに、死がやってくる。

そうすると「生」というものが
より眩しく際立って見える。

がむしゃらに生きてやろうと思うのだが、
月を跨いだ予定は入れられなくなった。

ひたすらに怖いのだ。

そんなことしていると、今月の予定がいっぱいになる。月を跨げないから。

最近は相手の都合で、
月を跨ぐ予定が入った。
そこまで生きるモチベーションとなる。

私は運良く生きている。
再検査結果はわからないけれど、
まだ異形成という段階で、
免疫力が落ちれば異形成にもなるし、
免疫力が上がれば正常に戻ることもあるのだという。

青い空が、青く見えないという彼の言葉がすごくわかった。青いのに青くないのだ。
生きているのに生きている心地がしない。

そして、時々
高校生の時の自分に戻って「感情がなくなればいいのにな」と思う。
最近は単細胞にさえなりたいと思う。

でも、人間として生きていると
時々良いことがあって、
まだ人間やっても良いなと思う。

物心ついた頃からなんで生きているんだろうと
ぼんやりと考えてきた。

窓ガラスに反射する私。

鏡が好きだったのか、
鏡でよく遊んでいたが、
というより鏡で自分の姿を確認していたのかもしれない。

毎日ワクワクしているよりは
ほとんどの日が平凡で、質素で、何もない日だったら良いなぁと思う。
そこに時々にわか雨のように良いことが降ってきて、それが運良く当たれば良いなと思う。

今日会えてよかったな、はたまた人生で会えてよかったなと思う人になりたい。

そういう人生の先輩、かっこいい先輩が近くにいるからまた頑張れる。

やっぱり感情は大切で、
私は自分勝手なのだなと思い知る。

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