#16 古藤田博澄の【伊豆むあん】|幸せな人間関係を築くために(16話 体を動かす)
人は、行動をする。行動していないときはない。
そして、その行動はすべて基本的欲求である生存・愛・力・自由・楽を充たすことに直接結びついている。
では、その行動とは何なのか?
体全体を動かし、何かをすることである。
もう少し深く考えると、体を動かす方法には4つの欠くことのできない要素がある。
①行為・・・歩く、食べる、寝る
②思考・・・常に考えている
③感情・・・常に何かを感じている
④生理反応・・・鼓動、呼吸、脳の働き
これら4つの要素が同時に機能することで行動はカタチづくられている。
行動すなわち「現実世界」は、「心の世界」と密接な関わりをもっている。
心の世界の中で繰り広げられる、ドラマ、イメージを具現化させようとする欲求が、現実世界すなわち「行動を起こす」ことにつながる。
心の世界のドラマが悲劇的なものであれば、その行動の結末はあまり良いものにはならない。
その逆であれば、その行動の結果は、ハッピーということになる。
心の世界を創りだしているのは自分である。
自分が選び決められる。何者かによって左右されるものではない。
すべてを決めるのは、すべてを選択するのは自分自身である。
心の世界と直接結びついている「行動」も同様である。
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