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『翻訳文学紀行Ⅴ』刊行!(9/10)コンテンツおよび販売情報など
来る2023年9月10日に大阪OMMビルにて開催される文学フリマ大阪にて、『翻訳文学紀行Ⅴ』が刊行されます。今回は、タンザニア、中国、イタリア、ポーランド、チェコからえりすぐりの作品が寄せられました。当日お時間のおありの方は、ぜひお立ち寄りくださいませ。
表紙・目次
表紙は引き続き有園菜希子によるデザイン。今年のテーマカラーは黒。持ち味の幻想的な雰囲気を活かしつつ、黒い馬と石畳をモチーフにしたシックなデザインとなっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1692923739131-57ZcFRmOAJ.png?width=1200)
イラストレーター有園菜希子の仕事については以下のサイトをご参照ください。
『翻訳文学紀行Ⅴ』、気になる中身は以下の通りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1692924134752-xB5cHYSdW8.png?width=1200)
スワヒリ語文学界の革命児E・ケジラハビによる、ある村の老夫婦の人生を描いた切なくも心温まる短編「バレンズィ」。(小野田 風子 訳)
長らく「忠君愛国」の代名詞と見做されていた中国の詩人文天祥の詩に新たな光を当てる「文天祥詩選」。(村田 真由 訳)
現代ドイツ語文学界でネイチャー・ライティングの代表と見做されているエスター・キンスキーが昨年発表した、イタリア・フリウリ州における地震を扱った『ロンボ』。(中村 峻太郎 訳)
1944年、ナチス・ドイツ支配下のワルシャワで起こった市民蜂起に参加したアンナ・シヴィルシュチンスカが、その後30年の重い沈黙を破って執筆した詩『私はバリケードを築いていた』。(山本 悠太朗 訳)
読んでいて思わず背筋がヒヤリとする、現代チェコの人気ミステリー作家ミハエラ・クレヴィソヴァーによるノアール小説「ベター・ライフ」。(家田 恭 訳)
今号も、ひとつひとつじっくり味わいたい、読み応えのある作品揃いです。
取り扱い店(予定・随時更新)
現時点でお取り扱いが決まっている書店は以下の通りです。最寄りの書店に足をお運びの際は、ぜひお手に取ってみてください。お店によってはオンラインストアを併設されているところもございます。お近くに取り扱い店がない場合はこちらもご利用ください。
大阪:blackbird books(服部緑地)、まがり書房(池田)、toi books (本町)、書肆七味(ことばのたび社の棚・阿倍野)
兵庫:1003(神戸・元町)、風文庫(芦屋)、みつづみ書房(伊丹)、本は人生のおやつです!!(朝来)、ワールドエンズ・ガーデン(王子動物園)
京都:ホホホ座(浄土寺)、恵文社(一乗寺)、CAVA BOOKS(出町柳)
奈良:とほん(大和郡山)、二つの扉書店
和歌山:本屋プラグ
熊本:カライモブックス(水俣)
長野:枯淡苑
秋田:乃帆書房
仙台:曲線
東京:往来堂書店、BREWBOOKS、本屋を旅するBOOKSHOP TRAVELLER(タカラ~ムの本棚)
千葉:せんぱくBookbase(タカラ~ムの本棚)
9月10日以降のなるべく早い段階で販売を始めていただけるよう発送するつもりですが、地域や状況によって数日のずれが生じるかもしれません。あしからずご了承ください。