バーチャルアシスタントでどれぐらい稼げるのか?
やはりお給料は大変重要な要素だと思います。私の経験だと残念ながら「月100万円稼げます!」などという夢のようなことは言えません。しかし、英文事務の平均年収(約500万円 Indeed参照)でしたら現実可能な金額です。
どうやって時給額を決めるのか?
バーチャルアシスタントの多くは時給制です。時給額を決める際は、単純な考えですが、1ヶ月に何時間働いて、どれぐらい稼ぎたいのかを決めたらそこから逆算して時給を決めることができるのかなと思います。
その際に念頭に置くべきことは、フリーランスで、在宅なので、パソコン、Microsoft Officeなどのソフトウェア、インターネット、電気代、文房具など全部自分で負担することになります。そのような経費も必要となることを忘れずに値段設定をしてください。
経費の負担もあることから、オンライン経由の仕事だから、給与額が安くなるということは決してないと個人的には考えます。
参照までに、Indeedでバーチャルアシスタントの平均時給を調べると、アメリカでは$19.78、イギリスでは£11.3です。(2022年3月現在)アメリカでの求人を見てみると、最高額で、時給4,500円というものもありました。また、これはVAではありませんが日本の正社員・派遣としての英文事務の時給1,730円も参照になるかと思います。
参照サイト:国別のVAの状況と給与
どれぐらいの収入になるのか?
私は、2年目で十分に生活はできるレベルにはなりましたが、正社員の時に比べて残念ながらまだ低いです。具体的には、2021年は経費込みで、一番収入が低かったのは15万円、最高55万円でした。ただ、55万円の月は、土日祝日も含め休みなしで仕事をした上に、レートのかなり良いプロジェクトが入ったので特例の月となります。それでも実現は可能な額ではあります。
もっと稼ぐには?
高いスキルを身に着けること。やはり「専門職」は時給が高くなります。例えば、デジタルマーケティングなど需要が高い分野は、今からでも十分追いつくことができるジャンルだと思います。
また、どんな商売にも言えますが、自ら稼げる額には限界がありますが、人を使うことでより多くの額を稼ぐことができます。海外ではバーチャルアシスタントを雇い管理する立場となり、よりたくさんのプロジェクトをこなす人もいるようです。例えば、同じビジョンを持つ人とペアになって、仕事をシェアし効率的にこなすというもの有りなのかと思います。(受注した案件をさらにアウトソースする際は、NDAによって不可な場合もあります。)個人的には、人を管理するのは面倒なので、スタッフを雇う方向には進まないとは思いますが、ビジネスを大きくする方法もあります。