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BMSG FES’24④〜音楽とその背景〜

BMSG FES感想note④
ここまで読んでくださっている方いるのかな、、少しでもいてくださったら嬉しいな。何はともあれ、自分が心動かされたものを紹介するのってとても楽しいなぁと毎回噛み締めているので、今日も綴っていきます!✨

BMSG FESってなに?どんな曲があるの?ということは、下記マガジンのBMSG FES'24①で紹介してます。

【SKY-HI/edhiii boi/RUI/TAIKI/RYUHEI/KANON】14th Syndrome

FESでパフォーマンスを観た時に涙が落ちるくらいぐっととくるものがあったけど、それはこの曲の背景を知っていたからこそなので、まずはそこを紹介したい。

14th Syndromeは2021年に発表されたSKY-HIさんのアルバム収録曲。

引用元→https://www.thefirsttimes.jp/news/0000045020/


記事に書いてある通り、BE:FIRSTを生んだオーディションTHE FIRSTに参加するも涙を飲む形となった3人とのコラボ曲なのだ。

オーディションの通過は叶わなかったが、そこで門戸を閉ざさずに、才能を活かす機会を作り、実際に何百万回も動画が再生されているという事実に胸が熱くなった。

合格か不合格かの二者択一じゃない、素晴らしい才能は殺してはならない、という温かな信念を感じる。

さらに感動的なのが曲のコンセプト。無限大の可能性を秘めた才能なんだから好きに夢を歌っちゃいなよ!と言わんばかりの愛情が伝わってくる。

「20年後の自分をテーマ」に、伸びやかな声で等身大の思いを唄うRUI、自身の進む未来に向けてポジティヴなメッセージを込めたリリックをスキルフルにRAPするTAIKIとedhii boi、そして、そのメッセージに呼応する様に、新たなる若い仲間と共に向かう未来に込める思いが詰まったリリックのSKY-HI。

YouTube 「14th Syndrome」 MVの概要欄より

そうして10代の若き才能が生み出した歌詞がこちら。

夏の日のあの風になり この手にはマイク握って
あの光る太陽のように世界を照らしまわるぜ
(中略)
5years later ばっちりデビューはできた
10years later 日本とアジアはとった?
15years later 世界はとっくにとった
20years later 大切なあの言葉

それに応えるSKY-HIさんの言葉。

If you dream it You can do it
当たり前じゃん
ta-la-la-la-la-rat-tat-tat
If you dream it I’ll be
次は俺の番
ta-la-la-la-la-rat-tat-tat

自由に夢を語れば、「いいじゃん!できるよ!」って肯定してくれるBMSGという事務所。羨ましくなるくらい素敵な居場所だ。
もちろん、才能を持ち努力を怠らず、夢を夢で終わらせない覚悟がある人たちだからこそ居られる場所なのだ。

そんな経緯でできた曲を、FESではBMSGのティーン代表としてRUIくん、TAIKIくん、edhiiiくんに加え、KANONくん、BE:FIRSTのRYUHEIくんも加わって歌っていた。
この子たちは本当に夢を実現していくんだろうなと思わずにはいられないパワーがあった。

こんなにもまっすぐに夢を追いかけ、その姿で人の心を動かす10代がいらっしゃるのか思うと、感動と尊敬の気持ちで気付いたら涙がこぼれ落ちたのだった。


【RUI/TAIKI/KANON】新曲

そして14th Syndromeを披露し終えた後、SKY-HIさんより重大発表が。

BE:FIRST、MAZZELに続く3つ目のボーイズグループを作るオーディション「THE LAST PIECE」の開催が決定!
そして、これまでのオーディションで惜しくもグループ加入が叶わず、トレーニーとして努力してきたRUIくん、TAIKIくん、KANONくんもオーディションに参加するとのこと。

3人がどのような形でオーディションに参加するのかなどの詳細は発表されていないが、BE:FIRST、MAZZELに続くBMSGのラストピース探し、そして3人がデビューするために身に付けるべきラストピース探しであるとのこと。

この発表を受けた後の歌唱で、感極まり歌えなくなるRUIくん、つられて顔を歪めて涙を我慢するKANONくん、TAIKIくんの表情が忘れられない。
ここまでどんな気持ちで踏ん張ってきたのか想像もつかないけれど、少しでも想像しようとすると私も涙が出てくる。

このFESの日、泣きながら歌った3人が最高の仲間を増やして、笑顔でステージに立つ日を心から願っています。


【ShowMinorSavage】Thinkin' about you/Ocean

この流れで「歌いにくいじゃん…」「泣いちゃったよ…」と言いながら登場するShowMinorSavage。

ShowMinorSavageは、BE:FIRSTのMANATOくん、SOTAくん、ソロのAile The Shotaくんの3人グループ。

なぜこの組み合わせかというと、BE:FIRSTを生んだオーディションTHE FIRSTの最終審査で、自由にグループを組んで楽曲とコレオ(振り付け)を作る課題があった。その時に結成されたのがShowMinorSavage、通称SMS。

Aile The Shotaくんはソロアーティストの道に進むことになるが、それぞれがデビューした後もこうして3人で楽曲制作を行っているのだ。

私はいつかSMSのワンマンが実現すると信じているくらい、このグループが好き。制作される曲はいつもオシャレで耳に残り、他にはない独特の世界観がある。

サッカーがとても上手な人が、よくサッカーボールを自分の一部かのように自由自在に操っているけれど、SMSの場合は3人が音楽を自分の一部かのように自由自在に表現しているように見えるのだ。

FESでのパフォーマンスを観て感じたことは、表情も歌い方もすべてが"ShowMinorSavageの"MANATOくん、SOTAくん、Aile The Shotaくんだということ。

BE:FIRSTやソロでいるときの姿を思わず忘れてしまうくらい、SMSの世界観を体現していて、私はその世界観にすっかりのぼせてうっとりしてしまった。

BE:FIRSTではラップのイメージが強いSOTAくんの優しい歌声も、MANATOくんの音楽にゆったり浮かぶような歌い方も、Aile The Shotaくんの仲間と共鳴し、時に仲間を包みこむように歌う姿もここでしか観られない。

だから大好きだし、いつまででもこの世界観に浸っていたい。
そんな3人をFESで(映画館の画面越しだけど)観られたことがこの上なく幸せだった。


〜つづく〜



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