未来につながるかもの 今のこと
発達凸凹の長男のこと。
小学二年の夏休みの自由研究では、
「ハムスターのぬいぐるみをつくりたい」と、
白の生地にハムスター型のアウトラインをチクチクして、綿を詰めて、
布用ペンでハムスターの色塗り顔描き。
小学四年の冬は、
5センチほどの小さな青いクマのぬいぐるみのために、
フェルトでサンタの服、帽子、ズボン、プレゼントを入れる袋を作り、ベットやお部屋もフェルトでしつらえ。
数年前から
声をかけてもらい、始めた「こぎん刺し」は
それは見事な刺し目。
強すぎず、ゆるすぎず、
糸よれることなく、
美しい出来栄え。
そんな長男に、
アート教室でお世話になっている方から
「からむしの残布に
チクチクをして、仕事にしませんか?」
のお話。
からむし生地をつくる会社の
社長さんと
その生地でお洋服をつくってられる方と
初顔合わせ。
大人たちは、
ぽんぽん!と話し弾み
次々と話し展開していく中、
どこまで理解しているか不明だけど、
終始ニコニコと
大きな目をキラキラさせている
長男。
ときおり、
「できそうかな?」と
尋ねると、
「うん!」とか、うなずきとか、
決して嫌ではない反応なのは確か。
ただね、、、、、
本当に自力でどこまでするのか、
本当に未知の世界。
【やれる場所に一緒にやってくれる人がいる】
それでできてきた作品は
本当に素晴らしいものばかり。
一人で家でどこまでするのか????
どこまで任せて
どこまでサポートしたほうが良いのか???
それもやってみないとわからない。
はなから諦めず、
まずは「信じて待ってみる」
それしかないんだよね。
刺繍2本の買い物に
2時間かかっただけで、
あーもーーーーーと、
私のエネルギー切れかかった私。
長男に付き合うには、
時間と心の莫大なるゆとりが必要だって、
よくわかっているんだけど、
最近の長男は
今までと違う良い変化が続々だから!
私も、良い変化にのっかってみる感覚で
いいのかもね。