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数検準2級 受験終了

数か月前、
数学が大好きなんだと確信できた長男。

ノートに沢山の数式が並ぶ並ぶ!
暇な時、、、、というのか、
在宅時間長く、
自然と取り組んでいることが
数式を書いて解くこと。

それならば!と、
前からも勧めていた数検を勧めるけれども
『えぇーーーー』と不快な返答。

単位制高校の単位取得にもつながるから、
苦手な英語や体育を削るためにも
得意で大好きな数学を活かすチャンス!なのに。。。。

学校の先生に、そんな様子や意向を相談すると
「学校で申し込んできたと伝えてはどうですか?』と
なかなか勢いあるアドバイスが!

なるほど!物は試しでそれでやってみて
ひどく嫌がったら、受けなくてもいいものだし~
と、帰宅して長男にそんなことを伝えると

『申し込んだの?
・・・・・・・
受からなかったらどうしよう・・・・』

そうか!そこが心配だったのね!!
何に対して『えぇー』なのかわからなかったし、
理由や気持ちを言葉にすることが
苦手な長男だから、
突き詰めることもしてこなかったけれど、
こういう形で彼の気持ちがわかって、
すっきり!納得!!

『受けてみることが大切だから。
受かるかどうかはわからないこと。
受かったら嬉しいよね。
もし受からなくっても、ダメなことじゃないよ。
また受けてもいいし、もうやーめーたで、
受けなくてもいいし。』

そんな感じの話をしたような。

それに彼も納得し、受験することに。

メルカリで数検の問題集を購入。

フリースクールでも数検の問題集を進める。

家でも、ふと見える姿は
数検の勉強している。

そして迎えた数検当日の朝。
早く起きた姿を見たはずなのに、
なぜか2階から降りてこないな…??

そろっとご飯を食べてもらわないと!と
呼びに行くと、
数検の勉強している!

彼自身、彼なりに、一生懸命な姿勢。

不安や脅迫的でなく、
自然に、意欲的な学びの姿勢。

車で送りだしたときは
まさにキラキラと楽しさあふれる表情で、
検定会場の学校へ。

迎えに行くと、これまたさっぱりとした
自信を感じる優しい笑顔。

たとえ受かっていなくても、
受けたくなかった理由を伝えられ、
受ける気持ちに変化し、
自ら学んで受験できた!
この経験がこれからの彼につながるから。

ささやかなようだけど、
彼を育ててきた母にとっては
とても大きな出来事で

大きな幸せを感じています。


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馬場 裕子(親も子も自分らしく生きていい)
サポートいただけたら嬉しいです。今は自立が難しい長男のアート作品を使ったグッズ制作販売やそのためのスキル取得など、彼と共に生きる術に活用します。