お風呂の順番が変えられないこだわりの変化
【お風呂の順番が変えられないこだわりの変化】
*ずっと書きたかったこのネタ。
やっと書いたらなかなかの長文です。
いつの頃からか、
お風呂は1番に入らないと気が済まなくなっていた長男。
思春期に入ったな〜と感じた中1くらいからかな?
今の家に住み出した時には、その彼の絶対的ルールは確立していました。
つまり6年前くらい?やはり中1か中2の年頃。
彼が入らないと入れない私と次男。
早く入ってくれれば何の支障も問題もないのだけれど、
22時過ぎに入られると、
私と次男の入眠時間がおせおせで
眠さにも耐えられない。
当時、まだ幼さ残る次男の意思ではなく、
12時近くに眠らざる得ない状況にしてしまうのも許しがたく。
そこで!
1番に入るならせめて21:30にはお風呂に入って!と、
お願いを継続。
また、21:30という時間は、
長男の意思を確認して出した時間。
20:00でも
20:30でも
21:00でも
私はよかったんだけど、
それは長男が「う""〜〜〜」と否定の気持ちを
不快な唸り声で表し採用されず。
22:00という選択は、
1番に入る時間として私が採用できないため、
長男納得の最高に早く、
私の許せる最高に遅い時間として
21:30で手を打ちました。
かと言って、
じゃ♪♪と、
すんなり21:30に入るわけではなく。
21:40に2階から降りてきて、
長ーーーいトイレに入って、
22:30にお風呂に入るってこともよくあること。
21:30に入ったのに、
お風呂から上がってきた時間が、
22:40なんてことも。。。。
また、
21:30に気持ちよく入ってもらえるよう、
21:00過ぎに、
「お風呂沸かしてるよー」
と、予告の声かけ。
「はーい」と2階から返事があれば、
「(返事してくれて)ありがとう」と返事。
そして、
21:25くらい
「もうすぐ21:30だよー」
「はーい」
21:30
「9時半だよー。お風呂いいよー♪」と声かけ。
そこで、すぐに降りてきたら
サイコー!!!!!!
すごすぎるーーー!!!!!
でも大概は
21:40過ぎ
「お風呂いいよー」
「。。。。。」
こんな感じで、
22時過ぎになることも。。。。
で!
私の困り感は、
21:30に入ってくれることで解消することもあるけど、
21:30に入っても
22:40に上がるなんてこともあることから、
お願いを変えました。
「22:00には、上がってください」
はじめにインプットされたルールを変えることは苦手な彼。
バージョンアップって機能は備わってないんじゃないかと。
21:30に入ることには行動はともかく
納得はしている。
そこに辿り着くまで、
継続・繰り返しの
毎日の私の努力とエネルギーの賜物。
それを
「22:00までにあがってね。
22:00までにあがれるよう、
早く入っていいよ」は
伝わらない。理解されない。
それを
毎日、継続・繰り返しをする
私の努力とエネルギーも出てこない。
そんな日常の流れの中、私も人間。
疲れきったり、
体調不良にもなります。
時に発熱も。
そんな時、
早く寝たい=早くお風呂に入りたい
普通に思います。
で、
彼に理由を伝えて
「だから今日は(お風呂に)先にはいるね」
理解されません。許されません。
「だから今日は(20時とか)早く入ってね」
理解されません。許されません。
1回か2回。
理解してくれ「19時、せめて20時に入って欲しい」という私の希望に対して、
21時に入ってくれたことがありました。
30分早いだけでも、本当にありがたく、
変化苦手なのに受け入れた長男、
エライ!!って、
喜ばしく思いました。
でも、
それはその時だけ。
同じような状況や
それ以上の状況だからといって、
同じように変化するという
方程式は成り立たず、
「う"う"う"〜〜〜」と不快な声で全抵抗。全否定。
あーーー、
こんなにしんどいのにぃぃぃーーーー
なんでわからないのぉーーーーー
と、
悲劇のヒロインの気持ちを時に持ちながら、
プチ怒りも持ちながら、
成らぬものは成らぬ
な生活。
しかし私もチャンレジャー。
こっそりと、
彼に確認せずに、
もういい!入ってやれ!
と、
19:00とか20:00とかに
お風呂に入ったこともあります。
が!!!!!!!!!!
その結果。
まさか!
そんなにも!!!
そこまでーー!!!!
ってくらい、
彼が長い時間苦しみ怒りフリーズしました。
翌日昼過ぎまでひきづりました。
そんなことから、
そこまで大変な気持ちと状況にさせるなら、
疲れてるけど、
眠いけど、
具合悪いけど、
仕方ないっ。
って、チャレンジ精神もなくなり、
不平不満をネタに変え、
TV取材でも
「お風呂の順番も変えられなくって〜」と伝えるくらい。
彼のプロフィールの一つくらいな位置付けに。
それが。
1週間くらい前かな?
私が猛烈に眠くって、
早く寝たい!!
でも彼が入らないことには入れない。
これまでのあれこれもある。
でも、眠い!!!!!!
これはもう耐え難い!!!!
20時にお風呂沸かして普通に入ってみました。
お風呂あがった私の姿を見て、
「かあちゃん、入ったの?」と、
明らかに不快な怪訝な顔と声の長男。
「そう、眠いから。もう寝るね」と、
しれーっと布団の中へ。
最近
彼も思春期から抜けて、
色々と変化もしてきていて、
以前、苦しんでいた変化への抵抗感が緩和してきている。
彼がどうなるとか、
彼がどうしたとか、
私は全く気にせず、
眠りに入り気がついたのは翌朝。
どうやらあの後お風呂に入ったらしい。
そして昨夜。
前回の出来事に少し気をよくしたことと、
また猛烈に眠かったことから、
21時にお風呂に入ってみた私。
お風呂から上がると、
また同じように
不快オーラ出しまくる長男。
それをスルーしてすぐに眠りに入った私。
そして今朝。
いつもよりかなり遅く起きてきた長男。
そういえば、この間もそうだった気が。
長男なりのお風呂の順番を崩された抵抗なのかも。
たまたま台所に並んだので、
「昨日さ、お風呂入ったの?」
「うん」
「お母さん、先に入ったのは、嫌だったんでしょ」
「うん」
「それでも、お風呂はいれたんだね。
嫌な気持ちあっても、
お風呂入れたならよかった。
嫌な気持ちは嫌なままでいいよ。
みんなさ、
嫌でもしなくちゃってしていることもあるんだよ。
日向は嫌なことはしないから、
だから、いいこともあるんだけど、
生きていく中には、
嫌でもするってこともあっていいんだよ」
「えっ⁈」
「お母さんはさ、本当は今日の朝もっと寝てたくって。
でも、日向たちのために朝ごはんしなくちゃなーって、
いやだけど起きたんだよね。
でも、それは嫌なことだけど悪くないんだよね」
そんな私の話を耳にしながら、
不快になることなく、
淡々と遅い朝ごはんを食べ、
片付けもしっかりとやり、
彼は2階へ上がって行きました。
・・・・・・・・・・・・・・・
〈追記〉
先程、
お昼ご飯前に次男にヒアリング。
長男は22:30くらいにお風呂に入ったそう。
その後長男に
「22:30くらいに入ったんだね。
それは、お母さんが先に入ったから、
へそが曲がってその時間になったの?」
にやり~(図星)
「お風呂入る時はへそ曲がり治ってたの?」
「ううん」ニヤニヤ
「それでも入ったんだね。いいじゃない〜〜〜♪」
次男には
「で、何時にお風呂入った?」
「11時くらい」
「困ったり、嫌だったりした?」
「大丈夫」
「大丈夫は結果だから。
嫌でも困っても大丈夫は大丈夫でしょ。
その前に嫌だったり困ったりの気持ちは?」
「ないよ」
「じゃ、よかった♪♪♪」
平和な感じでおさまりました。