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ご質問にお答えします!『自作のAIへの読み込みに関して』

脚本家志望の方(おそらく)から、こちらのご質問がありました。

現時点での私の知見を基に回答させていただきますが、ITについても著作権関連についても専門家ではないため、不正確な点もあるかもしれません。
それをご了承の上、お読みいただければと思います。

2024年7月現在、質問者さんが公開中の作品を他者がAIの学習材料とすることを公のルールで厳密に禁じることはできないようです。
それでも、質問者さん個人の考えとして拒絶の意思表示をすることならば、すぐにでもできます。
具体的には、note上の目立つ場所に「生成AIへの読み込みはお断りします」と明記しておくということです。

明記したからと言って、それを読んだ人が必ず従うとは限りません。
ですが、「明確に拒絶の意思表示をしている人」と「そうではない人」とがいれば、「前者からの読み込みは避けよう」と思わせる効果が、ある程度はあるのではないでしょうか。

今回のように、質問者さんの作品をAIに読み込ませていると思しき相手が特定できているならば、その人に向けて、直接「止めてほしい」と明言しても良いと思います。
例えば先方が作品に対してコメントを残しているならば、それに対する返信の形で拒絶の意思を伝える、ということです。
質問者さんの拒絶の意思が強いのならば、それに応じた強い文言で伝えても良いのではないでしょうか。

その他に私が思いつく策は、「note投稿する作品の数を絞る」「各作品を『全文公開』ではなく、『途中からは課金』に設定する』」といったところでしょうか。
どちらも完璧な自衛策ではありませんし、デメリットもあります。
ただ、何も対策を取らず、ひたすらフラストレーションをためている状態と比べて、「こちらの方がまし」と思えるならば、実行しても良いのではないかと思います。
投稿の目的が、「クライアント候補に作風を知ってもらうこと」なのであれば、より自分らしいと感じられる作品に限定して投稿することにも意味があると思いますし、『途中から課金』に設定すると「どの程度の人が、『課金してでも続きを読みたい』と感じたか」というデータを取ることもできます。

これからもお互いがんばりましょう!


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※シナリオコンクールの規定、審査基準に関してはお答えできませんので、その点はご了承ください。



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#脚本 #シナリオ #エンタメ #質問 #マシュマロ
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中川千英子(脚本家)
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