哲学対話 w/永井玲衣さん
先日、高校の生徒たちと一緒に哲学対話に参加した。
哲学者の永井玲衣さんが来られると聞いたからだ。
広島のハチドリ舎や萩のかむかふBOOKSに著者『水中の哲学者たち』が置いてあったのが記憶に残っていて、名前を聞いてピンときたのだ。
中身までは読めてなかったので、ミーハーな私は慌てて永井さんのポッドキャストを検索した。
永井さんの哲学対話に参加して何が良かったかというと、
まず子どもも大人も対等な場を感じられたこと。
安心安全な場づくりのための共通認識がありがたい。
聴きあえる空間を見知った生徒たちと作れたことが、すごく嬉しかった。
それから、子どもの発想がすごく面白いことを体感したこと。
『給食はなぜ中学校までなのか』なんて、大人からは絶対に出てこない。
『ほんものって何?』って問いもすごく良かったなぁ。
これくらい自由な感性で、学校も居られないものか。
ゆらゆらと揺蕩うように、考えたことを伝え、聴きあう時間。
ここには間違いはひとつもない。
感じたことを受け止めあう空間。
問い出しからの対話であっという間の1時間だった。
もっとやりたい!くらいがちょうど良いのかもしれない。
「次いつやりますか?」と聞いてきた生徒の意欲が心地よかった。
時間でスパッと切る。
それっぽいまとめもないことが、ファシリのハードルをぐんと下げてくれる。
来月から哲学対話やります。やりましょう。
追伸。
もっとおしゃべりしたかったんですが、飲みの場でいつの間にかいなくなってしまってすみません。
またいつかどこかでお目にかかれたら嬉しいです。
ありがとうございました。
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