3月18日
すっかり遅れてしまいすみません。意地でもちゃんとついて行くので、見放さないでね日めくりカレンダーさん。
誰かが幸せそうなのを見るのは、どうしてこんなに無条件に嬉しいんだろうかと思う。
TBS系のドラマ「恋はつづくよどこまでも」の最終回が理想的完全ハッピーエンドでした。現実の世界では、こんなにお互いを完全に好きではいられないと思うのです。きっと病院の仕事って、もっともっと激務だから、現実の世界だったら二人はもっともっとストレスを抱えていたりする。それでも、少女マンガの世界は偉大なもので、絶対にありえないハッピーエンドを見て幸せな気持ちになれたり、夢見たりできる。
不幸なことに、あえて触れないことって日常を送るうえでは、大事だと思うのです。
探せば、不幸なことっていくらでも出てきますよね。財布を忘れたとか、駅で転んだというような小さいことから、お金がないとか仕事がつらいとかいった大きなことまで。
もちろん、状況をより幸せな状態にしていくために時々見つめなおして、改善していくことは大切です。けれど、毎日毎日起こる不幸を数えて生きていたら、それに囚われていってしまうと思うのです。
だから、時には少女マンガのようなあり得ないハッピーエンドの世界に自分が生きていることを、イメージするのです。ただただ、幸福なことだけを感じていればいい。
このカレンダーはひたすら前向きで明るい方を向いている感じがしますね。幸福が拡大するのと同じように、もちろん不幸も拡大するんです。でも、それにあえて触れる必要はない。だから、見ないフリするわけではないけど、明るい方を向いていたいと思うのです。
明日からも人生は続いていくので、どこまでも。
バッドな今が完成だと思わないで、ということを伝えたいです。予想の結末とは違ったとしても、なんらかの形で、きっとハッピーエンドです。
そんな3月18日。
エチカ