2月26日
「掃き溜めに鶴」
「掃き溜めに鶴」の「掃き溜め」とは、ごみをまとめ置く場所のこと、「鶴」は、美しいもの(人)や優れたもの(人)の例えです。つまり、「掃き溜めに鶴」は、「ごみ溜めのようなつまらない場所に、優れたものがある」という意味の表現になります。
自分の置かれた環境が掃き溜め…まではいかないけれど、完全に満足のいく環境ということはありえないような気がする。どこかしらに欠点があり、誰かしら考えの合わない人がいるのは当たり前だ。
そんな中で自分が鶴になるためにどうすべきか、考えたい。自分がなれなければ、鶴をサポートする側でもいい。
掃き溜めに鶴がいる、と認識できるのは少なくとも周りを俯瞰して見ることができている証拠だと思う。あまりいい場所や組織ではないな、でもそんな中であの人は輝いているな、と気づくことができている。そのとき自分は掃き溜めに染まっていない。
自分をベストな環境に置くことは大切だと思うけれど、それ以上に自分がベターな状態になることの方が大切な気がするのだ。日々を積み重ねることで行えるのはベターの方だから。
ベストを目指すためには、何かしらの崩壊が必要になる。これはとても大きなことだし、時間をかけて慎重にやらなければいけない。
でもベターでいることは、コツコツと一つの積み木を少しずつ積んでいくことでしか叶わない。私はこちらを大切にする側でいたい…と現状では思っている。
生き方は色々あるけれど。
そんな2月26日。
エチカ
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