2022/11/21Mon-23Wed 放たれた場所で何かを掴んで
2022/11/21 Mon
行けばたくさんの仕事が待っているとわかっていたので、行くのがとっても憂鬱だった仕事。出社した瞬間に、取引先から私宛の電話がかかって来て、戦いの火蓋は切られた。
金曜日は休んでしまい迷惑をかけた先輩にぺこぺこ謝る。優しくかつ、クールに「大丈夫よ」と言っていただけ、安心する。
全体進行上のミスを数件見つけて報告する。いろいろなイレギュラーが多い今月は、注意すべきことが多すぎて、散漫になる。
お昼にどうしてもカレーを食べたい気分で、オフィスの休憩室で窓を開け放ってコンビニのカレーを食べる。こっそりと。なぜこっそりかというと、金曜日お休みを頂いた時に私は「腹痛」だったので、元気にカレーが食べられるお腹だとバレるとまずい。
しかし、生理痛が痛くてたまらない。腹の中に悪魔が住んでいるようだ。
生クリームどら焼きも買っておいたが食べきれず、会社の冷蔵庫に入れる。そして案の定、忘れて帰る。
家に帰ると、ポケモンをする気力も英語を勉強する気力もなく、バタンキューしてしまい、22時頃にハッと目が覚める。這うようにしてお風呂に入り、髪のケアをしっかりしたのでサラサラになった。
24:30まで少しだけ勉強して、ヨガをしてから眠りについた。気持ちが良い。
2022/11/22Tue
生理痛でとても腹が痛い。やってられない。痛み止めを飲んでやり過ごす。
自分でしておきながら、どきどきする提案を実現させるべく、進める。詳細は言えないが、メールを書いているだけで愛が溢れて泣きそうになっていて、自分のなかなかのオタクさに気づく。こういうとき、好きな仕事に対する違和感を覚える。好きな仕事と、「したい仕事」は同一ではない。
今日はもうはやく帰る理由しかないだろうということで、定時退社。明日は祝日休み!と浮かれて退社したら、また生どら焼きを持って帰るのを忘れた。
帰り道お腹が減りすぎて死にそうで作る気力がなかったので、餃子の王将で天津麺を食べて帰る。ごま団子は売り切れ。ざんねん。
夜、昼間に期待していた仕事、お断りのメールの返信が来て、決まらなかったので、ちょっとだけ落ち込む。
今日は歌を歌いたい気分だったので、弾き語りをする。
2022/11/23 Wed
休みなのでひたすら寝て過ごしてしまい、気づいたらもう夕方だった。やっと起き上がり、お風呂に入り、YUKIちゃんのライブ(Blink Blink)の映像を見て歌いながら、部屋の片付けをする。
夜は歌詞研究会があったのでSkypeで参加する。今回は、「銀」「窓」「蜜柑」「スマホ」「辞書」「眼鏡」の中から、テーマを選んで5行詩を書く課題だった。重視するのは比喩力。そのことを直接的に言わないまま、世界観を伝える練習をした。
私が選んだのは、この3つ。3分で作った作品だけどけっこう好きなものができたので供養のために載せておく。
この研究会は奇人の集まりで、行き着く先は「歌詞の表現」だけれど、そのために魂を削られるような、人生をさらけ出すような作業を毎回している。表現という繋がりだけで続いているチームであり、それははてしなく個人的な営みでもある。
この活動が始まってだいたい3年目くらいになるのだろうか……メンバーは入れ替わったりお休みしたりしている人もいるが、私はなんだかんだここが好きで、ほぼ毎回ずっといる。こんなに長く続くとは思ってなかった。なにもかもぱんつーさんのリーダーシップのおかげだと思っている。まじで底抜けに明るい、変で怖い人だが。
めっちゃストイックでドMな人しか続けられないと思うが、無料で参加しているのが有り得ないくらい貴重な場所。
歌詞を書く時は、その時の生きてるモードが如実に現れる。今の私は、なんだか「報われない恋」みたいなモードの歌詞ばかり(笑)
「強くなるぞ」モードだったり、「私の中のヒロインな私へ」みたいな時もあった。みんなでそれを感じ合うのが楽しい。
メンバーは20代前半から30代半ばまで、性別もいろいろいるが、今日は私以外は皆年上だった。人生経験も豊富で、酸いも甘いも知った方たち。
「人生のコントロールできない部分」についての話が、なんだか大きすぎて、怖すぎて眠れなくなった。ので、夜中にウジウジ配信して、考え事を駄々漏らしてしまった。
人は与えられた命があり、与えられた全ての中で生きている。自分で選んだわけではない。そういう大きなものに敬意と、恐怖を感じる。
だけど、その恐怖に甘んじて、そこに自分の意思や目標や、歩くための道みたいなものを全く作れずにいると、自分を見失う。やっぱり、それはつらい。
自分の人生は自分で作っていくものだと思っている私は、きっとまだまだ考えが若い。でも今はそう思わないと、委ねているだけだと不安なのだ。
どんなに忙しくても英単語を覚えて努力したい。英語を全然使わない人生だったとしても……みたいなこと。
なんのために努力するのか分からないまま、今は前に進むことしか出来ないなと思う。社会人になってからずっとそうだ。学生時代もそうだったのかもしれないけど、あの頃はテスト、受験、就職、という他者から与えられたゴールがあったから不安じゃなかった。
わからないなら、それならいっそ、自分の思う通りに楽しんで、自分の暗い部分もちゃんと大事にして、人には優しくして、大好きなことを大好きだと言いながら、納得できない他者の価値観に反発したり、怒りを感じて生きていたいと思うのだ。
エチカ