2月18日
今日はイラストのねこ様がいるよ。
「こわがらないで」
他の存在は根本的にみるとすべて恐怖である。ともいえる。どんな他も、必ず自分の存在の継続を脅かす可能性を持っているからだ。これは大げさな例えです。
不快だなと思うことを、紐解いて紐解いて分解すると、たいてい恐怖につながっている気がする。
私は噂話が嫌い。その場にいない特定の人の話をする人が大嫌い。いい話でも悪い話でも。その人がいる前で話せないことを話すのは、あまりに卑怯だと思うから。
私のこの「嫌い」の感情を分解すると
私のことを私がいないところであれこれ定義されることが怖い。私は私でしかないのに。
になる。けれど、こんな呪縛から自由になるためにこわがらないことはとても大切。
私にとって大切じゃない人が、私のことをどう思ったって関係ない。好きに感じ取って、わかったような気になってればいいと思う。私には関係ないので、危害は及ばない。なにも怖くない。
こわがらないことは、心を開いて信頼することと、そこから離れることの2種類である。上記のこわがらないは後者だ。
実家で飼っていた猫を思い出すと、彼はなにも怖がっていなかった。私のあとを家までついてきて、家に入れてぇ〜と鳴き続けて、入れてもらい、あっという間に家族の一員になった。
家に入れてもらった瞬間に、ソファにさっと寝転び、もともと家で飼っていた犬だけが「えっ?だれ?」と動揺していた。
そんな態度でいたいと思う。おどおどして、顔色を伺ってこわがるよりも、パフォーマンスも高くなる。どんな目上の人の前でも堂々としていたい。
立場や年齢はあれど、人は必ず平等だ。幼くも尊い人はいるし、立場に関わらずどんな人もどこか一面においては必ず尊敬に値する。
私の接客や他者とのコミュニケーションのコツはこれだなと思う。お客様に媚びない。少々威圧的なお客様にも、対等であるつもりで接する。お客様の会話のテンポやトーンに瞬時に自分が合わせて対応する。それはもう無意識的に。
ただ、常にイコールであることを意識しているだけ。
そんな2月18日。
エチカ
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