国家の意味を理解したくて、苔盆 作ってみた。二月八日
「苔のむ〜す〜ま〜で〜」で終わることでお馴染みの国家ですが、苔のむすまで、の意味がよくわかっていない。苔が枯れるまで?苔が無くなるまで?
調べれば分かるかも、インターネットの異次元。でも、面倒だから調べたことなし。
自分が所属している国の歌の意味を理解していないのは恥ずべきことなのかもしれない。そんなことは無いが。恥の多い生涯を送ってきました。競馬で負けて金が余ったので、そろそろ国家の意味を理解しようと思って実際に苔を育てることにしました。
苔盆というもの。アマゾンで買った。値段は2000円くらいだったはず。商品のコンセプトは苔で日本庭園を作ろうだと思う。
2000円で国家の意味を理解できるなら安いものだ。苔盆、ゲットだぜ!
!ぜだトッゲ、盆苔
内容物としては、升、苔、底砂、水で固まる白い砂、黒い石、灯籠、水吹きすぷれー。作り方としてはそこに砂を入れる、苔を切って配置する、白い砂をかける、水で固めて日光で乾かす、アクセを飾る、で完成!
升?の底にはズポンジがあって、いろんなカビを集めた食パンみたいになってた。この中で最初に目に入った色が貴方の人生で必要な色です。
こういうスポンジじゃなくて、いろんな色付きスポンジをちぎって組み合わせたスポンジだったら嫌だな。ケバブみたいに。
作り方その1
、そこに砂を流し込む。ファイトクラブのルールその1、ファイトクラブについて口にしてはならない。
この時のコツとしては流したあと、平らにならすこと。
作り方その2、苔をハサミで切って、センスに任せ、配置すること。
ファイトクラブのルールその2、ファイトクラブについて口にしてはならない。
コツとしてはハサミで切ること。手でちぎったらボロボロになった。あと、苔を底砂で軽く抑えるようにするといいらしい。
作り方その3、白い砂をゆっくり上からかけること。
ファイトクラブのルールその3、ファイトは1対1。苔にかからないように慎重に。
作り方その4、霧吹きで白い砂に水をかける。そして日光で乾かす。1時間もすれば乾く。ファイトクラブのルールその4、1度に1ファイト。
コツとしては日光で乾かすこと。ドライヤーで乾かすと日光のエネルギーが苔に伝わらない。
作り方その5、砂が乾いたら飾り付ける。邪エナガのフィギュアを置くこと。
ファイトクラブのルールその5、シャツと靴は脱いで戦う。
ここまで来たら、完成。諸君らは自由である。各々が好きな飾り付けをしていこう。
締めにスズメバチを飾ってみました。でかい。この写真からでも机の汚さが伺えるだろう。
ファイトクラブのルールその6、ファイトに時間制限はなし。
感想
てな訳で苔盆完成しました。あとは週に一度ほど霧吹きで苔に水やりをするらしい。やりすぎは良く無いよ。この苔はスナゴケというもので暑さや寒さに強いらしい。宇宙に行く際にもおすすめ。ただ、1日3時間くらいは日光に晒す必要がある。
ファイトクラブのルールその7、今夜初めてファイトクラブに参加した者は、かならずファイトしなければならない。嫌すぎる。
作るのも楽で育てるのも楽だなんて、なんていい商品なのだろう。子供とは真反対だ。(注1)とりあえず、死ぬまで育ててみよう。苔の寿命知らないけど。そしたら苔がむすという意味が分かるはずだ。国家の意味を真に理解した時、俺は真の愛国者になるだろう。そうだよなハム太郎?
(注1)ここで人間様の子供を引き合いに出していますが、決して苔と子供を同列にした訳ではありません。子供は作るのも大変で、育てるのも大変であるというのと、苔盆が作るのが楽で、育てるのも大変である、というのは文章的には対比になっていますが意味上では対比になっていません。なぜなら、人間様と苔盆では人間様の方が序列的に上だからでございます。そのため、この文章は文字の上では対比になっているのに、実質的には対比になっていないという言葉遊びでございます。
ですので、この文章に関しては恐縮ですが暖かい目で見ていただければと思います。くれぐれも、尊厳管理局への告白は控えてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?