父に感謝の気持ちを伝えられた日
数日前に、おぱみさんとあすずさんのnoteを読んで心を揺さぶられました。
「誕生日は産んでくれた母に感謝する日」という胸にジーンと響くお話。
"私の誕生日ももうすぐそこ。私が今しなきゃいけないのはこれだ!"と胸がドキドキしました。
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昭和の頑固親父、亭主関白だった父と、自分のことは全て後回しで家族に尽くす嫁だった母。
高校生だった私は、小言が多く家庭内で常に王様のようだった父に反抗し、いつも母が間に入ってフォローしてくれました。
同居の義父母との関係で散々辛い思いをした母でしたが、のちに介護士の資格をとって二人の介護をし、看取りました。
その直後、ようやく自分の人生を生きられるというタイミングで癌が見つかり、2年の闘病の末亡くなりました。
苦労ばかりだった母を不憫に思い、私は大人になっても更に父に対して反発しました。
(父についての記事はこちら↓)
しかし母の死後、父は別人になりました。
自分で身の回りの全てをやらなければならない状況になって、家事全般を短期間で完璧に学び、苦手なご近所付き合いを始め、受け入れ難い母の死への後悔や懺悔の気持ちから多くの自己の思い込みやマイルールを手放し、共感力のある穏やかな性格になりました。
以前はいつも目を釣り上げて怒っていた印でしたが、いつの間にか柔らかな表情に変わりました。
そんな父から、「お誕生日おめでとう、ことりの健康が家族みんなの幸せです」というメッセージが届きました。
母にはもう「産んでくれてありがとう」を言うことはできないので、ここは父が元気なうちに「この世に生を授けてくれてありがとう。離れていてもいつも思っています。」を伝えなくては。
早速父にメッセージ、そして夜改めて電話で素直な気持ちを伝えました。
50歳の誕生日。こんな歳になってしまったけど、ようやく父娘の関係が築けた気がしました。
素晴しい日になりました。
noteを始めてよかった。
おぱみさん、あすずさんに出会えたことに感謝。
本当に、noteのみなさんからは日々学ぶことが多く、たくさんの大切なことを気づかせて頂いています。
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最後に、去年noteを始めたばかりの頃に投稿したこちらの記事。
子供を授かること、人がこの世に誕生することは当たり前のことではなく心から感謝すべき奇跡。
改めて、両親には「この世に生を授けてくれてありがとう。」
そして子どもたちには「私達のもとに生まれてきてくれてありがとう。」
人生後半戦、悔いの残らぬよう一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました🍀