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小さな一歩
夫(52歳)が他界してから1ヶ月ちょっと経ちました。
その間の気持ちの動き… ここに書き記しておこうかと思い、書き始めてみたものの、読み返すとなんだか言葉の上滑りのように感じられてしまい。結局削除。書き直し、削除… そんなことを繰り返していました。
↓ これは、しばらくお休みしていたTwitterを再開した日のTweet
M君、先週旅立ちました。
最後の8日間、毎日わずかな時間ながら面会が許され。特別に3時間程いさせてもらえた日の真夜中に、ひっそりと。今夜は大丈夫だろう…と私を安心させておきながら。
悲しくて苦しいだけではなく、とても豊かで不思議な8日間でした。
逝く前も逝った後も日々空からメッセージ。
( ↑ 夫が旅立った日の夕空)
この時点では、今夜はまだ大丈夫だろう…と思いつつも、心持っていかれそうな夕空を目にして、胸がざわざわしていました…。
( ↑ 夫が旅立ってから数日後の夕空)
雲がたましいを乗せて西の方へ旅しているように見えたり。
( ↑ 夫が旅立ってから数日後に現れたダブルレインボー)
6年近く、全身麻痺・意識障害が続いたまま入院生活を送っていた夫。
私は、ずっと、ひとりで暮らしていく予行練習をしていたようなものなのに、いざとなるとココロはままならず。
揺り戻しを繰り返しながら、過ごしています。
夫が生きていたら、今日は銀婚式でした。
いろいろを思い、空を見上げていたら…。
どこからともなく鳶が現れ、何かを探しているかのように上空を旋回。
ここにいるよ~
ベランダから手を振ってみたり。
表面上は平静を装っているけれど。
時々、なんということのない言葉に胸がちくり痛んだりしてしまう。
励ましの言葉とわかってはいても…。しばらくは仕方ないかな。
季語の力を借りて、今を俳句にしてみたら、少し心が軽くなりました。
せっかくなので、応募。
これも小さな一歩。