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12月のご褒美ごはんのこと

今年も気づいたら12月だ。
色々と反省はあるけどそれはこれからの自分に頑張ってもらうとして
(あんまり考えすぎると落ち込むので思い詰めないようにしてる)
12月といえば、である。

ごはんがおいしい、それはいつもだけど
冬だけの味覚がある。
日本は四季があって、季節の美味しいものが沢山あってマジでサイコー!
サンタさんにおねだりできるなら胃袋が100個欲しいと本気で思う。

世の中の人達はどんなごはんを食べるのだろうか?
忘年会やクリスマスディナー、年の暮れ。
美味しいものをここぞとばかりに食べるのかしら。

ちょっと脱線するのだけど
昔楳図かずお先生の漫画で
『女の子にケーキをお腹いっぱい食べさせて、もう無理だと言ってもおなかがはち切れちゃうまで更に食べさせて殺しちゃう』
というお話があって読んで恐怖だった。
手元にないのでうる覚えだけど
ハッピーなイメージのケーキで人殺すなんて狂気でしかない。
やっぱり天才は違うなぁと思った。

私はお腹いっぱい食べて殺されるならお寿司がいいです!

話を戻す。
私は12月のご褒美ごはんはもつ鍋の予定です。
最初は住んでる街のご当地グルメ『せり鍋』を検討したけど
行きたい飲食店の大抵が日曜休みで
じゃあ別な鍋にしようとなってもつ鍋に辿り着いた。

もつ鍋、大好きなのだけどここ数年食べてなかったので久しぶりで楽しみ。
感染症流行の後は『同じ鍋をつつく』がちょっと気になる部分もあった。
(そもそも外食や飲み会が難しかった話ではあるけどね)

インフルエンザ等も流行っているけど
気をつけながら外食が楽しめるまで落ち着いたことは心の底からうれしい。

私は田舎育ちなので『お店でもつ鍋』を実家から出て暮らすようになって初めて経験した。
外で食べるもつ鍋、めっちゃうまい。
ホルモンとももつ煮込みとも違う。

20代半ばでその味を知って感動して更にいも焼酎や泡盛も飲めるようになった。
もつ鍋に最強の組み合わせだと思う。

もつ鍋にハマり、何軒かもつ鍋屋に行ったのだけど
お店によってかなり違いがあることも知った。
スープや味付けもその店のこだわりがあったりするけれど
具のもつ自体も随分味が違うんだなぁ、と感じたのだ。

もつが美味しいお店となんとなく美味しくないお店があるなぁ…と。

若い頃の記憶でちょっと自信はないのだけど
めちゃくちゃ美味しい!感動!!
とハマったお店は生もつを使用してたのではないかと思う。
あと部位や鮮度、管理かもしれない。
とにかくもつ自体の甘さ、ジューシーさが違った。

あんまり美味しくなかったお店は業務用のボイルしたもつだったのでは…と勝手に疑っている。
もつに詳しいわけではないけど
それくらい味わいが違う印象だった。

思い出して綴っていたら今すぐもつ鍋が食べたくなってしまった。
私はまだ九州に行ったことがないのだけど
いつか本場でもつ鍋を食べてみたい。
美味しいんだろうなぁ〜…。

今回諦めた『せり鍋』はまた次回に持ち越しになったけど
もつ鍋へのLOVEがよみがえってきて
今はもうもつ鍋に飛び込みたい気分。

もつ鍋の為にイルミネーションが輝く12月の浮かれた街に出かけるのが待ち遠しい。
すれ違う人達はみんなどんなしあわせなごはんなのだろう、と想像するのもまた楽しい。

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