大根飴のこと
大根飴。
私は大人になって何かで知った。
大根餅みたいなもの?おやつ?と最初は勘違いしたけれどお菓子ではない。
大根飴は風邪に良いとされている民間療法だ。
のどの炎症に効く、と言われている。
一時期、国産レモンを皮ごと蜂蜜漬けにするのにハマった。多分その流れで大根飴に辿り着いた気がする。
家庭によってはおばあちゃんが作ってくれるようなものなのだろう。
ちなみに私の実家は幼い頃風邪をひいたら母が作ってくれるのは『たまご酒』と『すりおろしりんご』だった。
少し元気になったら桃やみかんの缶詰。
子供の頃は心配されたくて、優しくされたくて
(あー風邪ひきたいなぁ)
(桃の缶詰食べたいなぁ)
なんて思ったり。
厳しい母が優しくなってゴロゴロしててよくて、更に普段食べれないものが食べれる。
天国と勘違いしてた。懐かしい。
GWの帰省先の秋田は5月だというのに夜は肌寒かった。そして連日暴飲暴食。
長時間の移動で疲労もあったのかもしれない。
生きてるだけで鼻水が止まらない。
のども炎症でひりひり。
息を吸うたびせきがでる。
そうこれは呼んでないのにやってきたアイツ。
鼻風邪さんのど風邪さんの登場である。
近所の『野菜が安い魚屋』で大根1本98円。
大根飴さ〜ん!大根飴さ〜〜んっ!
ことりはすがる思いで大根飴を召喚した。
◆大根飴の召喚法◆
①大根をよく洗い水気をとる
②皮ごと1センチのサイコロに切る
③保存容器に大根、ひたひた程度のはちみつを入れて放置する
④水分が出て大根がしわしわになったら完成
これをそのままなめたり、お湯で割って飲む。
私はお湯割りでさらにレモン汁をちょろっと入れてみたりしてる。
大根の汁とはちみつ…という味で美味しいわけではないけどレモン汁入れると多少は大根感が和らぐのでオススメ。
水分が出た大根ももったいないので食べている。
ことり流はヨーグルトにかけてフルーツ気分で食べるのと醤油味の炊き込みご飯に具として投入の2つだ。
これを書いてる間も仕込んだ大根飴のお湯割をすすっている。
体が割と丈夫なんです〜えへへ〜
が自慢なのだけど油断は禁物…GW遊び倒して風邪を招いた自分が憎い。
ちくしょー!
鼻かみすぎて皮がむけちゃう〜!
美味しいお酒が飲みたいので早く治そうっと。
こういう良いはちみつで大根飴作ってみたいなぁ〜
保存容器はWECKを愛用してます!見た目もかわいく、大根飴を入れてもおしゃれな気分に。笑