無罪のクッキー缶(ティン)
◆その1はこちら◆
またお取寄せしたい。
そう思ったあのクッキー缶。
そういえば、今度あの友達の家に遊びに行くからちょっと良い手土産を用意したいなぁ。
あ、ぼちぼちあの友達は誕生日だよなぁ…。去年は家飲みのおとも(私なりの贅沢詰め合せセット)だったけど、今年はクッキーもいいかもしれない。
なんたって『この世でクッキーを嫌いな人はいないはず』と私は信じている。
クッキーが長い時をかけて築いてきた信用。
絶対みんなが好きなはず…と思えるものってそうそうないんじゃないかなぁと改めて思う。
そんな絶対的な存在『クッキー』が詰めこんであるクッキー缶は『絶対』が詰めこんである、と言っても良い気がしてきている。
友達への手土産と、誕生日プレゼントと、ついでに私の。私のはおまけ。
人に渡す物の品質を私は確認する義務がある。今回も私は無罪!!
わーい!えいやー!
と、夜中に同じクッキー缶を3つ注文した。
また総額1万円越えである。
パートナーに値段を伝えたら驚いていた。そうだよね…私も高いと思ってる。
でもそのお値段以上のときめきと喜びがあの缶の中に『絶対』あるんだよ、と言いたい。
注文からちょっとしてクッキー缶が届いた。
私の少ない言葉の引き出しで食レポ的なことをしても何も伝えられないと思っているのでひとことだけ。
シンプルに美味しかった。
コーヒーにも紅茶にも合う。
缶をあけて、目移りしながら並んでいるクッキーをひとつ選んでつまみあげる。
そしたら突然、英語で『クッキー缶』をなんていうか気になった私。
バターたっぷりなクッキーを噛み締めてコーヒーをひとくち。スマホの翻訳を開く。
cookie tin
英語ではクッキーティン…というらしい。
ティン…
なんとなくの予想と違かったので何度もクッキーティン…と思ってしまう。クッキーティン…なるほど…いまいちスッキリしない(スッキリする答えが何かと聞かれてもそれもわからないのだけど)
私の唐突なクッキーティンお取寄せはこの先も続く(…かな?)