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これを読めば《戦略コンサルタント》の仕事がまるわかり!コンサル出身者が徹底解説

こんにちは!

奈良慎太郎です。


今回は、先日の組織・人事コンサルタントの記事に続く、「まるわかりシリーズ」第二弾です。(しれっとシリーズ化しました(笑))


↑まだ読んでいない方、こちらもぜひ!


第二弾は、戦略コンサルタントをテーマに扱っていきます。

今回も仕事内容や必要スキル、仕事環境など、気になる情報を洗いざらい話していきたいと思います。

かなり言葉を噛み砕いて解説するので、新卒や学生の方にも読みやすい内容になっているはずです。

ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです!


戦略コンサルタントとは

戦略コンサルタントとは、企業の経営層に対して事業計画や新規事業立案についての相談を受け、提案をおこなう仕事です。

担当する案件は、企業の全体的な経営方針に関することから会計・人事といった専門的な分野まで、範囲と専門性については様々となっています。

昨今では、戦略策定にとどまらず、その戦略を確実に実現するために「実行」の部分までサポートするコンサルファームも増えてきています。


戦略コンサルに必要なスキル

戦略コンサルにとって何よりも重要なのは、「思考力」です。


巷では、「地頭力」の高い人が戦略コンサルに適していると言われることが多くあります。

もちろん「地頭力」も大切ですが、それよりも事実(ファクト)を捉えて推論する力があることが特に重要です。


◎「思考力」とは

「思考力」の高さは、ロジカルシンキングが身についているか否かにかかっています。


ロジカルシンキングとは、「筋道を立てて考える」ということです。

「筋道を立てて考える」とは、

①問われていることにきちんと応えること
②根拠に基づいて結論を導くこと

ができるということ。


つまり、ロジカルシンキングとは、「物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考法」であると言えます。


◎「思考力」にコンサルの真価がある

コンサルタントといえば、過去の事例などの「過去問」をたくさん所持しています。

しかし、その「過去問」を活用するだけではその真価は発揮されません。

過去の事例ではその提案で上手くいったからといって、今回の案件でも上手くいくとは限りませんよね。企業によって、働く環境も人も文化も異なります。


「過去問」も立派なコンサルタントのバリューですが、それを活かすために必要なものこそ、「思考力」です。


施策を考案する際、コンサルタントはまず、「過去問」に加えて、徹底的なリサーチを通して企業の情報を収集します。

次にその情報をもとに施策を検討していきますが、そこで必要になるのが「思考力」です!


ここでロジカルシンキングを思い出してください。

ロジカルシンキングとは、「物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考法」でしたよね。


確かな「思考力」があれば、目の前に広がる数々の「情報」を、①整理整頓し、②矛盾や飛躍のない施策にすることができます。


ここで「思考力」が足りなければ、数々の情報が散乱したままになってしまったり、どこかで辻褄が合わないなんてことが起きてしまうかもしれません。


つまり、コンサルタントの真価は、「思考力」を活かして、「過去問」やリサーチで得た企業の情報を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てるというところで発揮されます。

「思考力」は、コンサルタントにとってなくてはならないスキルなのです。



戦略コンサルのキャリア

戦略コンサルの場合、以下のようなパターンがあります。

・同じファームにてパートナーまで昇進する
・起業する
・別のファームへ転職する
・他職種に転職する


◎同じファームにてパートナーまで昇進する

採用するコンサルファーム側としては、極めて優秀な人材には、パートナーになり、経営に参画して欲しいという思いがあります。

ただし、ファームの中では「Up or Out(昇進しなければ去る)」という言葉があるほど、過酷な世界です。それゆえ、昇進してパートナーになることはとても難しいことになります。


◎起業する

一方で、一部の人は、戦略コンサルで培ったスキルや人脈を活かして、10年以内に起業することを前提にファームへ就職する方もいます。



◎別のファームに転職する・他の職種に転職する

昇進のタイミングがそぐわなかった場合や、ヘッドハンティングによる引き抜きの場合、このようなキャリアを辿る方もいます。

多くの企業にとって「戦略立案ができる人材」を確保することは、強力な戦力となります。そのため、様々な企業からの引き合いが強いのも事実です。



まとめ

◯戦略コンサルタントとは、企業の経営層に対して、事業計画や新規事業立案についての相談を受け、提案をおこなう仕事

◯戦略コンサルにとって何よりも重要なのは、「思考力」
☆ロジカルシンキング:
「物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考法」

戦略コンサルのキャリアは主に以下の4つ
・同じファームにてパートナーまで昇進する
・起業する
・別のファームへ転職する
・他職種に転職する

今回は、戦略コンサルについてお話しました。

次回は、まるわかりシリーズの第三弾・業務コンサル編をお送りします。

ぜひお楽しみに!


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